エピジェネティクスの扉

こんばんは♪

今日は先日もご紹介した世界的に有名な細胞生物学者のブルース・リプトン博士の著書、「思考のすごい力」から、忘備録としてここにメモを残しておきます。

この本の帯にはこんなことが書いて有ります。

「信念は細胞を変え、人生を変える!
この研究は、人生に対するわたしたちの理解を根本的に変革させる。
遺伝子やDNAがわたしたちの生体機能をコントロールしているのではなく、細胞の「外側」からやってくるシグナルがDNAをコントロールしているので。さらに、私たちが抱く思考は、肯定的なものも否定的なものも強力なメッセージを発していて、それらも細胞をコントロールしている事を示してくれている。
細胞生物学や量子物理学における最新の優れた研究成果を総合して得られた、この深遠かつ希望に満ちた視点は画期的である。なぜなら考え方は訓練しさえすれば、わたしたちの体は「変えられる」ということを示しているからである。」

つまりこの本では、「私達は遺伝子情報にがんじがらめになり、運命に逆らえない存在ではない。私たちの考え方や細胞の外の環境によって幾らでも細胞は変わる事が出来るし、DNAもONにしたり、OFFにしたりするのも環境次第。」と、こんな風に言っているんです。

いかがですか?何かこの考え方って凄く良くないですか!だって、幾ら発がん遺伝子を持っていたってそのスイッチを入れるのは考え方だったり、栄養だったりの細胞の周りの環境なのですから、発がん遺伝子を持っていた女優のアンジェリーナ・ジョリーも乳房を予防的に切除する前にもっと他に出来ることがあったんじゃないか?とは思いませんか。

でも、こういう考えを科学的に説明してくれると、見えない世界はあったら良いなと希望を持っていはいるけど、確信を得るには至ってない私の様な人にとっては、入っていきやすい話ですし、希望が確信に変わっていく大いなる手助けになりました。

この本を読んでまず衝撃的だったのは、細胞の脳がどこか?と言う理論です。

さて、皆さんは細胞の脳はどこだと思われますか?

核でしょうか?それとも細胞膜?

実は細胞の脳は細胞膜なんだそうです。1997年のネーチャーに、オーストラリアの研究チームが人間の細胞の細胞膜がPCのシリコンチップと相同であると言う研究論文を発表しています。また除核と言って核を除去しても細胞は死んでしまう事はないが、細胞膜を破壊すると細胞は死んでしまうそうです。但し、核が無いと細胞分裂が起きないので核は生殖器の様な働きをしていると、リプトン先生は言っています。

細胞膜はリン脂質で出来ていて、ペロペロキャンディーにもう一つ飴がくっついた形状をしています。この膜の部分のモデルが下の図ですが、このリン脂質に膜タンパクが多数埋め込まれた形をしています。

この膜タンパクの働きは、次の4つです。

(a) 輸送体、
(b) 連結体、
(c) 受容体、
(d) 酵素

中でもレセプター蛋白質には、栄養素等の物質的なものに対するレセプターだけでなく、電磁波などのエネルギー的なものに対するレセプターもあり、意志の力も感知すると言います。膜タンパク質には下記の図のようにレセプタータンパク質とエフェクタータンパク質があるが、レセプタータンパク質はPCで言えばキーボードにあたり、そこから入力された情報はエフェクタータンパク質、PCで言えばCPUにあたり、入ってきた情報を変換して生物の行動へと変換するそうです。

リプトン博士によると私たちの細胞はコンピューターと同様に、プログラム可能です。生物の行動や遺伝子の活性は、環境から得られる情報にダイナミックにリンクしていて、細胞は環境から情報をダウンロードして来るそうです。つまり、細胞は「プログラム可能なチップ」で、そのふるまいと遺伝子の活動は遺伝子にではなく、何よりも環境によってコントロールされているそうです!

ストレスに反応して、赤血球がダメージ赤血球に形態変化するのも、情報がレセプタータンパク質を介してエフェクタータンパク質に伝わり、情報が出力された結果かもしれませんね!

左がストレス受けた直後、右が1時間後の血液像。

今日は遅くなったのでここまでにしておきたいと思いますが、是非この本読んでみて下さい!
私たちが主体的に生きる為のヒントを沢山くれますよ!
前回ご紹介したアドラー心理学の「嫌われる勇気」とセットで読むと、もう盤石!

人生は私たちの手に有るんです!

それではお休みなさいませ♪

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