マザリングを振り返って・・

おはようございます♪

「愛は化学物質だった!?」を読み終えました。
家の下の2人の子供たちは上の子供に比べて少し気が短いです。なぜ気が短いのか?その理由がこの本を読んで良く分かりました。

(以下青字が本文からの引用文)

人が愛し愛されるプロセスを3歳までの、主に母親との関わりの中で学んでいくそうです。

「育児を通じて赤ちゃんが学ぶのは、ストレスの多い状態や恐ろしい経験をした時に、いかにして自分自身を冷静にすることができるか、なのです。それと同時に、自分以外の人々は、冷静になる為の信頼できる情報源であり、結びつきをもららしてくれるということも学びます。」

私自身は、子育ての中で、信頼できる情報源となるべくマザリングをしてきただろうか?

マザリングがオキシトシン系を形成するプロセスを次の様に紹介しています。

「赤ちゃんが恐怖を感じると、HPA軸が稼働して、コルチゾールをシステム内に放出し、それが赤ちゃんを泣かせます。赤ちゃんが泣くことで、母親のHPA軸が稼働し、赤ちゃんに何か困ったことが発生していると言う警戒態勢を母親に取らせます。母親が赤ちゃんを抱きあげてやさしく揺らすと、赤ちゃんの視床下部はオキシトシンを放出し、おとなしくなります。それと、同時にオキシトシンは母親の交感神経を落ち着かせ、不安と入れ替えに快いつながりの感情を抱かせます。こうした化学物質の事象がわたしたちが生まれた後でしか学ぶことのない、習慣・癖となります。」

また、このようなプロセスに失敗した事例が挙げてあります。

「タイラーも中立的な気分で目覚めるが、ママはすぐにやって来ない。ママは朝は忙しい。2か月の産休はあまりにも早く過ぎ去ってしまい、9時から5時までの仕事のスケジュールに復帰している。そのため、8時20分までにタイラーと3歳の姉をデイケアに連れて行かなければならない。夫は45分かかる通勤のため、すでに家を出ている。
 
こんな事情をタイラーが知っているわけではない。ママが居ないことがわかるだけだ。タイラーの遠い祖先のサバイバル本能が作動する。一人でいるということは、危険を意味する。タイラーは泣き始める。
 
そうするとママはやって来るが、泣いているタイラーを良くは思っていいない。やさしく接触はするものの、声がイライラしている。「私に休む時間をくれないの?」とタイラーに問いかける。
 
いまやタイラーは完全に否定的な気分になり、コルチゾールのレベルも上昇している。デイケアにタイラーを連れて行くと、女性スタッフが「あらまあ」と言っている。彼女はタイラーを抱っこするが、泣き止まないので、寝かせてそのまま泣かしておく。
 
翌日も、ママにとってもタイラーにとっても、似たようなもので、その次の日もそうだ。月日が経つにつれて、より軽微な否定的な刺激があるだけで、タイラーは否定的な気分に陥るようになる。HPA軸が強くなり、オキシトシン反応が弱くなる。やがてタイラーの神経系は、目覚めと共に恐怖と苦痛が発生することを予想するようになる。この毎日の驚異の感覚に対処するため、タイラーの扁桃体はより活発になる。(後略)」

そしてこの事例の後このように続きます

「こうした慢性的な不機嫌は、成長して克服されるものではなく、成長に伴って身に着けていくものです。タイラーは生涯を通じて怒りっぽく、落ち込みやすくなり、喜びに対して心を開く度合いが少なくなるでしょう。(中略)神経科学的なレベルで言えば、赤ちゃんの行動が母親の内面状態を左右するとともに、母親の行動が赤ちゃんのコルチゾールまたはオキシトシンの放出を左右します。この2人の人間の内面状態が連携するプロセスのことを「大脳辺縁系共鳴」と呼びます。ポジティブな形態の共鳴であれば、わたしたちが知っている中でも最も深い喜びともなりうるものです。」

子供の気が短いのは、私の関わりとの中で培われてしまったものだと、うすうすは思っていました。しかしながら、この記述を読んで、はっきりとそれを自覚しました。私の子育てはこの事例のタイラーのママと同じようなパターンです。しかしながら自分が子供だった頃は母は専業主婦で、比較的ゆとりを持って子育てしていたと思うので、子供のオキシトシン系の形成に大きな障害はなかったと思います。それを思うと、私のマザリング方法は世代間伝番ではないのかもしれません。しかしながら、母は専業主婦だったため事あるごとに、女は手に職をつけ自立しなければいけないと、私に言っていました。だから、手に職をつけ忙しくしながら子育てをしている私の様な母親が生まれました。だから広義の意味ではやはり世代間伝番されたのかもしれません。

もちろん私の子供たちは何か学ぶべき課題を持って、私の所に生まれてきてくれているので、きっとこの巡りあわせで良かったんだとは思います。でも、出来ればこの本に書いて有る知識を持って、もう一度子育てをやり直したいとは思いました。だけど、それは叶わぬ事なので、今ここから気持ちを新たにして子供たちに向かい合おうと思います。

人生で何が大切か?

この本はそれをちょっと立ち止まって考えたい方にお勧めします。

愛は化学物質だった!? 脳の回路にオキシトシンを放出すればすべてはハッピー/ヒカルランド
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所で、引用文の中に出てきたHPA軸については身体のストレス反応回路の事で、その指令センターは視床下部。視床下部は化学物質の貯蔵庫である下垂体。さらにアドレナリンを生成する副腎と連結しています。私たちはストレスに無意識に反応しているため、ストレスは知らないうちに進行する悪癖です。ストレスがかかり副腎から慢性的に必要以上にコルチゾール分泌されていると、心臓が損なわれ、高血圧の原因になり、免疫システムが抑制され、2型の糖尿病にかかりやすくなるという説明がありました。

マザリングは将来の子供たちの健康状態をも左右する重大な仕事ですね!

それでは良い週末をお過ごしくださいませ♪


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