アルプスの少女ハイジに学ぶわからないアレルギーの原因

アレルギーと言う言葉を最初に使ったのは、オーストリアの小児科医のクレメンス・フォン・ピルケでした。20世紀が始まって間もないころです。語源はギリシャ語の “allos” (奇妙な) と “ergon” (反応) という 2つの単語を組み合わせた造語だそうです。当時は原因がよくわからない、「奇妙な反応」という事でこう呼ばれるようになったのかもしれません。最初に原因がよくわからない「奇妙な反応」を意味するアレルギーと言う言葉が最初に使われてから100年以上が経ちましたが、アレルギーの原因は現在も、よくわからない解明されていない部分が有ります。今日はまだよくわかっていないとも言われるアレルギーの原因について調べてみました。

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アレルギーの原因の主役脇役

先日の記事でご紹介したように近年のアレルギー疾患の増加の原因は、抗原となるタンパク質だけだとするとそのメカニズムはまだわからない部分もあり説明がつきません。近年のアレルギー疾患の増加には排気ガスや農薬などの有害化学物質、体内に蓄積した重金属がが悪影響を及ぼしている研究結果が明らかになりつつあります。

またアレルギーの主役は卵、牛乳、大豆、ダニ、花粉などの大型のタンパク質だとしても、それらのタンパク質単独では抗体が出来なかったが、例えば花粉と排気ガスなどが一緒に存在して初めてIgE抗体が出来て、花粉症などが発症したという報告もあります。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

アレルギー相談室

また、世界的な免疫学の研究者として有名な安保徹先生は白血球と自律神経支配の考え方を導入し「自律神経と免疫の法則」という著書の中で、今までよくわからなかったアレルギーの原因や、その発症のメカニズムを説明しています。

例えば今までよくわからなかったアレルギー誘発の原因になり得る、廃気ガスや重金属とアレルギーについての安保理論を見てみましょう。

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アレルギー誘発原因になる排気ガス

安保先生の研究によれば、今までよくわからなかった、排気ガスが原因となって誘発されるアレルギーのメカニズムが見えてきます。その排気ガスが原因となって誘発されるアレルギーのメカニズムの要点を著書を参考にまとめてみると以下の事です。

肝臓も骨髄と同様に造血幹細胞が存在し、リンパ球や顆粒球を作っていることがわかっています。動物実験では排気ガスの刺激を受けるとこれらの免疫細胞の産生が影響を受けるそうです。その結果排気ガスの刺激を受けると通常のT細胞が増加し、シーソーの様にバランス関係にある顆粒球と古いタイプのリンパ球(NK細胞と胸腺外分化T細胞)が減少する。

この現象は夜間胃腸の働きが活発化する時間帯で起きる、副交感神経優位パターンと完全に一致しているそうです。つまり排気ガスが体内に入ると、酸素を奪う反応が起こり、副交感神経優位の体調になり、頭がぼんやりして、からだがゆったりするそうです。この副交感神経優位のゆったりとした体調こそがアレルギー疾患の原因になる体調で、著書によれば、この副根幹神経優位の体調になる事こそ、今までよくわからなかった大気汚染が進む地域でアレルギー疾患が増加している原因で、抗原(タンパク質)を避けるだけではアレルギー疾患の解決にはならないそうです。

この話を聞いて私はアルプスの少女ハイジに出てきたクララを思い出しました。クララも都会で排気ガスを浴び副交感神経優位になったのと、更には日光にあまり当たらなかったので、ビタミンD不足もあり体調を崩したのでは無いか?と、わからないなりに勝手にクララの病気の原因を思いめぐらせました。結局はクララの病状の原因はどんな設定で書いたのかは作者に聞かなければわかりませんが、アニメの世界の出来事にあれこれ推測するのもまた楽しいですね♪

それから、アルプスの少女ハイジでもう一点気になったのが、ハイジの夢遊病の原因です。もうお察しだと思いますが、ハイジは突然刺激が多くあわただしい都会に連れてこられ、ストレスで交感神経優位の体調になりそれが夢遊病の原因となっていたのではないか?という事です。勿論本当の事は著者に聞かなければわかりませんが、皆さんは交感神経、副交感神経のバランスについてどう理解されていますか?

ちょっと脇道にそれましたが、次は今までよくわからないとされていた金属もアレルギーの誘発原因になるというメカニズムです。

金属もアレルギーの誘発原因に

安保先生の研究によれば金属もまた排気ガスと同様に生体に入ると酸素を奪う性質が有るそうです。これはいわゆるさびる現象で、生体は還元作用を受け副交感神経が刺激されるそうです。鉄、鉛、アルミニウム、水銀、白金、金などすべての金属がアレルギーの原因となり得るそうで、日常よく見られるのが、入れ歯、ピアスなどの金属アレルギーです。さびる性質の少ない白金や金はアレルギーを引き起こしにくいが、皆無ではなく、特に色白で太ったいわゆる「リンパ球人間」は他の人が起こさない金なども金属アレルギーの原因となるそうです。

金属アレルギーは副交感神経刺激を引き起こし、透明の漿液性の浸出、発熱、発赤、かゆみ、痛み、知覚過敏などの原因となるそうです。そしてその金属アレルギーの症状は、水銀中毒である水俣病の症状の、よだれが出る、知覚過敏、自信が無くなる、下痢、骨折などと一致するそうです。私はこれを始めて読んだときに「え!水銀中毒が副交感神経刺激?安保理論凄い!」と思いました。

というのも、歯科では今でこそあまり使われないですが、水銀を含んだアマルガムや保険材料の金銀パラジウムなどの金属から金や白金に至るまで、様々な金属を歯の充填物に使います。という事はもしや今まで原因が良くわからなかった、歯科での不定愁訴やアレルギーの原因というのは、副交感神経刺激が関係していたのか?え、まさか歯の知覚過敏も?という感じでした。

金属がアレルギーの原因を見てみよう!

実は私も歯科医師になってから、原因がわからない手湿疹のアレルギー症状に悩まされて来ました。元々の体質がリンパ球が多い副交感神経タイプだったし、歯科医師になってから仕事柄重金属を吸い込む機会が増えて必然的にアレルギーを発症したのだと思います。勿論歯科医になりたての時にはそんな事わからなかったので、ずっとラテックスのグローブがアレルギーの原因だと思っていました。

歯科関係の仕事に携わる人って、わからないうちに重金属をため込んでいる事が凄く多いです。例えば、以下はある技工士さんの凝固血液観察増です。サンプルの外縁部に点状の黒色の異物があったり、の黒い帯状の部分が濃ければ濃いほど重金属が血液中に溜まっているサインですが、結構そんな状態が観察されます。残念ながら、この技工士さんに詳しく問診はしていないので、アレルギー症状があるかどうかはわからないのですが、副交感神経優位の体質であれば、こうした重金属がわからないうちにアレルギー症状の原因になる可能性は高いと思われます。

栗木 技工士1 緑の矢印の部分重金属栗木 技工士2

また以下は私の凝固血液観察像ですが、やはり重金属が多く蓄積している時によく見られる、黒い帯状のラインや黒点がサンプルの辺縁に見られましたす。

谷 智子1

 

谷 智子_2014.10.18_L431

 

この重金属ですがこれまたアレルギーの原因となるリーキーガットの原因とも言われています。ただ、まだまだメカニズムはわからない部分もあるとも言われていますが・・。

重金属→リーキーガット→アレルギー→原因わからない→わかるへ

また、この重金属の蓄積は腸内の環境も荒らし、未消化のタンパク質が血液中に漏出してくるリーキーガットの原因の一つと言われています。リーキーガットはアレルギーの原因です。実際に生体血液観察では、小麦大豆などの食材を摂取すると未消化のタンパク質がゴロゴロと出てきていましたから、重金属が漏出してアレルギーの原因となるという考え方もわからなくは無いです。

さらに、重金属を体内に多く取り込むことで、安保先生の理論では副交感神経優位になるという事ですから、私の手に20年間改善しなかった難治性の原因のわからないアレルギー症状の手湿疹の原因も、ここにあったのかもしれません。因みに安保先生の理論を知るまでは、私もアレルギーの原因はわからないものだと信じていたし、何度か受診した皮膚科の先生も、この手のアレルギー反応は主婦湿疹で原因もわからないし、大した事は無いので薬を塗って上手く付き合って下さいと軽く言っていました。

以下は食パン一斤食いの翌日(以前はフランスパン一本食い翌日の血液観察像をご紹介しましたが・・笑)の生体血ですが、小麦のタンパクって本当に大きいですよね〜。でもでも不思議な事にね、食物アレルギーの原因の指標となる。IgGの検査では小麦タンパクに対する抗体値は高くなかったんですよね〜。わからないものですね。

これも小麦を食べる頻度の問題かもしれませんね。確かに観察の前日には食パンを一斤食いはしましたが、食べる量が少ないとはっきりした結果はわからないだろうという事で、実験のためにあえてやっている事で普段は小麦はなるべく控えるようにしていますから。あ!実験の為にフランスパンの一本食いもしましたが・・(汗)良い子は真似しないようにね(笑)

谷 智子1

 

アレルギーの原因除去

蓄積した重金属と本来の副交感神経優位の体質で20年以上(ごめんなさいちょっとサバ読んでます〜正確には25年です。)、皮膚科の先生には原因はわからないと言われた手湿疹のアレルギー症状に悩んだわけですが、最近は手湿疹のアレルギー症状は大分改善しました。

なぜ改善したかって?それはアレルギーの原因と言われる重金属をはじめとした有害物質をデトックスした事に尽きると思います。私がアレルギーの原因物質をデトックスした方法は簡単です。「アレルギーの原因はわからない!お医者様もそう言っていた』なんて言わないで、早く気付けば25年も痒い思いをしなくても良かったのにね!

でも自分の場合アレルギーの原因なんてわからないって決め込んで、調べようともしなかったのですから、まあその現実は自分で作っていたわけですから、仕方がありませんが(笑)

だけど、今は重金属をなるべく体内に取り込みたくないと思っています。今までは仕事が体内に蓄積してアレルギーの原因になっているとわからなかったのですが、今はその原因を知ってしまったので、なるべく金属を削りたくないですし、金属の充填物をいれたくも無いです。だから、私の所には金属を削る治療には来ないでね〜(笑)人生半分以上生きてきたので、今は自分に正直に生きようと思っています。

冗談(?)はさておき、私の場合は運動で汗をかくことと食事でデトックスしました。重金属の排出は発汗が一番だという研究が出ています。それから、ペクチンやビタミンCとキレート結合して排出されると言われていますので、リンゴや柑橘系の果物を良く食べるようにしました。

また食事は抗酸化力がある野菜や果物などのローフードを中心にしました。その際ナチュラルハイジーンの食べ方を参考にしました。ナチュラルハイジーンでは人間の本来の食性は果物だと言っています。個人的にはその考え方がとても理にかなっているなと、思っています。というのも、果物を中心に食事をするって凄く素敵だなって思えたからです。

だって、考えてみてください。朝起きて、その辺に生えている果樹から果物をもいできて朝ごはんにするなんて、最高じゃ無いですか!エネルギーも使わ無いし、調理も後片付けもしなくて良い!本当に最高!って、料理嫌いの私は思ったのですが、最近は友人に「食べ無い人たち」という本を薦められて読んで、不食の方がもっと優しい生き方が出来るなって、本気で思っています。

それで現在不食者の方の血液観察してみたいと思っています。食べ無いことで、アレルギーの原因になる重金属は溜まってい無いのか?酸化ストレスは少ないのか?血球の状態はどうなっているのか?わから無いことだらけなので、不食の方がいらしたら、是非私の所に血液観察しにいらして下さいね〜!暑苦しく歓迎させていただきます!(え、そんな歓迎いら無いって・・そんなさみしいこと言わないでよ・・笑)

あ!それからフルータリアンとしては栽培でなく無人島みたいな所から自生している実を採取しそのまま、添加物を一切使わずパッケージされているノニジュースがとても気に入っているのですが、ノニもデトックスにとっても役立ってくれたと思います。

デトックス後の最新の血液像

以下は私の一番最近の凝固血液観察像ですが、デトックス前に見られたアレルギーの原因物質の重金属と言われる、黒帯や黒点は影を潜めているのか、観察できません。勿論ここまで来るには2年くらいはかかっていて、途中術前よりもっと重金属が出たり、食生活によってはリーキーガットの兆候が出たり治癒反応が出たりと紆余曲折はありました。でも、今は手湿疹も治っております。

谷 智子_2015.08.04_L589 谷 智子_2015.08.17_L596

 

まとめ

20世紀の初めに初めて使われた、よくわからない奇妙な症状と言う語源を持つ「アレルギー」。あれから100年後、現在はその原因がわからいと言われたアレルギーの原因も研究のおかげで大分解明されてきたのではないでしょうか?今はネットという市民の強い味方もありますので、私の様にアレルギーの原因はわからないという情報だけを鵜呑みにして、何も調べず対策もせず25年間もわからない原因不明のアレルギー症状を放置する様な事がなくなる事を心から願っています!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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