親からのアレルギー原因遺伝子をONにした猫?

心理的ストレスはアレルギーをはじめとした様々な身体疾患の原因になる。SAT療法という心理療法を提唱されている宗像 恒次先生の著書によれば、80%以上の疾患は、いわゆる「自分の思い通りにならない」というストレスに原因がある。そして、そのストレスの根元は、現実の自己イメージと「本来の正しい自分」とのズレだと言います。

スポンサードリンク



また、宗像先生はアレルギーを作り出す原因心理として、「親をはじめとした家族(胎児期や前世の記憶の場合もあり)との心の交流が十分でない環境に育った、自閉気質(また機会があったら書いてみます。)があり自分の意志で行動できないで、周りの感情にただ反応しているところがある。」とも言っています。

80%の疾患は「心理的ストレスに原因がある?親や家族との心の交流が十分でなかった事がアレルギーの原因?」でも、これって本当でしょうか?今回はアレルギーを作り出す原因心理について私自身が猫アレルギーになったきっかけを例に挙げながら、考察してみたいと思います。

アレルギーの原因となるきっかけ

PPQ_kaowodasushirokurononeko_TP_V1

アレルギーは免疫システムの誤作動なので、再訓練することで異なる反応が出来るようになるという考え方が有ります。NLPトレーナーのティム・ハルボムとクリス・ハルボム博士は「アレルギープロセス」と呼ばれる誤作動をおこしている免疫システムを再訓練するNLPのテクニックを教えるコースを開催しています。私も実際に参加しましたが、アレルギーは人生の転換期や有る出来事がきっかけになってそれが原因で発症する傾向が有るという考え方にとても共感出来ました。

というのも私自身にも猫の毛にアレルギーがあるのですが、猫の毛アレルギーになった原因となる出来事が思い当たるからです。

私が子供の頃、母親の実家で猫を飼っていました。真っ黒なとても毛づやが良い「ブラッキー」という名の美しい猫でした。母親の実家では母親が小さいころから猫を飼っていたので、母親もとても猫が好きでした。そんな猫好きな母親に育てられた私も猫の愛らしい動作が大好きで、小さいころからブラッキーと良く遊んでいました。

でもブラッキーの気性は結構激しくて、野生の本能は失っていませんでした。当時の私は猫がそんなに気性の荒い動物だという認識があまりなかったので、ある冬の寒い日にブラウン管のテレビの下に潜り込んだブラッキーを見つけて遊ぼうとしました。そして顔を出して覗き込んだ瞬間「シュー」と爪を出したブラッキーの手が伸び、私の鼻の頭に爪が食い込みひっかき傷が出来ました。

祖父がそれを見て急いで飛んできて、「猫が引っ掻いた~。大変だ傷が残る!この猫なにやっているんだ!」と、大声で猫に怒鳴っていました。それで私は、「傷が残る~!」という言葉に反応して猫は怖いものだと学習しました。それ以降猫の毛が沢山落ちている母親の実家に行くと、猫には直接触れないのに、目が痒くなったり、夜寝ているとゼロゼロとぜんそくの発作を起こすようになりました。

このようにして私は猫に対するアレルギー症状が出るようになりました。だけど猫に対してアレルギー反応を起こす人はとても多いですよね!でも勿論、みんながみんな猫に引っ掻かれたことが原因となってアレルギーを起こしているわけでは無いですよね。では、何故猫に引っ掻かれることが原因でアレルギーを起こすようになってしまうような事が有るのか?ちょっと考えてみましょう。

スポンサードリンク



親から引き継いだ遺伝子ってアレルギーの原因?

アレルギーは遺伝が原因だと良く聞きます。でも、アレルギーになりやすい親から引き継ぐ遺伝子って本当に有るのでしょうか?

それについては、理化学研究所のこちらのHPでアレルギー体質を起こしやすい親から受け継ぐMina(ミーナ)という遺伝子が、マウスの実験で見つかった事がプレスリリースで紹介されています。

詳しくはHPで確認して頂くとして、要点としては以下の事です。

アレルギーに関与するヘルパーT細胞 (Th2) を産生するインターロイキン-4という物質が有ります。これは即時型アレルギーの原因となるIgE抗体の産生を誘導するサイトカインです。つまりこのサイトカインが多くなると、ヘルパーT細胞(Th2)を増やしアレルギーの原因となります。アレルギーを起こしやすいマウスでは、このアレルギーの原因となるインターロイキン-4を抑制する親から受け継ぐMina(ミーナ)遺伝子の発現が少なくなるそうです。この親から受け継ぐMina(遺伝子)がアレルギーのなりやすさに関係している事が分かったそうですが、それが人のアレルギーのなりやすさにも影響している可能性があるそうです。

ということで、アレルギーのなりやすさに関連する親から受け継ぐ遺伝子は実際に有りそうです。でもこの親から引き継いだ性質を持っているからと言って、即アレルギー症状を発症するのでしょうか?

親から受け継いだアレルギーの遺伝子をスイッチONにする環境因子(アレルギーの原因は親から受け継いだ遺伝子情報だけではない?)

エピジェネティックッスという生物学の分野を聞いた事は有りますか?世界的に有名な生物学者のブルース・リプトン博士が「思考のすごい力」という著書で、こう言っています。

「信念は細胞を変え、人生を変える!
この研究は、人生に対するわたしたちの理解を根本的に変革させる。
親から受け継ぐ遺伝子やDNAがわたしたちの生体機能をコントロールしているのではなく、細胞の「外側」からやってくるシグナルがDNAをコントロールしているので。さらに、私たちが抱く思考は、肯定的なものも否定的なものも強力なメッセージを発していて、それらも細胞をコントロールしている事を示してくれている。
細胞生物学や量子物理学における最新の優れた研究成果を総合して得られた、この深遠かつ希望に満ちた視点は画期的である。なぜなら考え方は訓練しさえすれば、わたしたちの体は「変えられる」ということを示しているからである。」

詳しくはこちらの記事に書いてありますので、参考にしてください。

エピジェネティックスの扉

たしかに、アレルギーのなりやすさをコントロールする、親から受け継ぐアレルギー原因遺伝子はどうやら有るらしい。でもそのスイッチをON/OFFにするのは、私たちの外側からやってくるシグナル次第!私たちの抱く思考も強力なメッセージを発していて、その思考が親から受け継ぐアレルギーの遺伝子をONにする可能性が有るということをエピジェネテックスという考え方は示唆しています。

そうすると、先ほどご紹介した私が母親の実家で猫に引っ掻かれた事がアレルギー症状を起こす原因になっている理由が説明できますね。

猫に引っ掻かれ親からもらったアレルギー原因遺伝子が発現?

つまり、話はとてもシンプルです。私は元々親から引き継いだアレルギーの原因になりやすい遺伝子情報を持っていた。でも、猫に引っ掻かれる前までは猫との信頼関係があったので、ストレスがかからなかったので、親から受け継いだアレルギー原因遺伝子はOFFだった。

でも、母親の実家で猫に引っ掻かれ私が猫を見て恐怖を感じるようになるとそのストレスで、副腎皮質ホルモンやノルアドレナリン、アドレナリンが大量に分泌されるようになった。その影響で親から受け継いだアレルギー原因遺伝子はONになり、アレルギーを起こしやすくするインターロイキン-4が増加し、ヘルパーT細胞(Th2)が増加した。その結果猫アレルギーを発症した。

でもここで一つ疑問に思う事は有りませんか?それは、猫アレルギーの発症が母親の実家で猫に引っ掻かれたことが原因なら、自分の感じ方を変えれば親から受け継いだ遺伝子は再びOFFになって、猫に対するアレルギー反応がなくなるのではないか?という事です。

アレルギーはあなたを守る防御反応

さてアレルギー反応を手放す前に、猫に対するアレルギー反応の意味をいま一度考えてみます。母親の実家で猫に引っ掻かれてから、私は猫に触れるときに恐怖を感じるようになりました。つまり、猫は私にとって危害を加える敵になった訳です。そうなると、母親の実家以外でも猫の毛が落ちている場所に近づくことで、目が痒くなったり、咳き込んだりするアレルギーの原因になりました。つまり猫の姿が見えない所でも、アレルゲンを感知して体がアレルギー反応を示すようになりなったのです。

良く考えるとこれは、私にとってはとても都合の良い出来事ではないでしょうか?だって、私に危害を加える猫という敵の姿が見えなくても、事前に気配を感じることが出来るのですから、危険を回避することが出来ます。そう考えるとやっぱり、アレルギー反応って防御反応の一種とも言えませんか?

でも、私はもう大人ですから、そろそろ猫アレルギーを手放しても良いでしょう。では、どうやったらアレルギーを手放すことが出来るのでしょうか?

親からもらったアレルギーの原因になる遺伝子情報そのものを書き換える事でしょうか?それは恐らく難しいでしょう。残された方法は?そうですね!猫に対して恐怖を感じないように、私の感じ方を書き換えれば良いですね!書き換えの方法は色々有ると思いますが、その一例として先日私がティム・ハルボム氏とクリス・ハルボム女史のセミナーで体験したNLPを使った方法をご紹介します。

猫アレルギーの原因となる思考の書き換え

私が母親の実家で猫に引っ掻かれることで、恐怖を体験した私の免疫システムは猫から自分を守るために、猫の毛に触れるとアレルギー症状を起こすようになりました。つまりアレルギー症状は猫から守ろうとする肯定的な意図を持っているのです。でも、私は大人になったので、猫に対するアレルギー反応はもう必要ありません。反例のシステムはアレルギー反応よりももっと適切な反応が出来るように免疫システムに学ばせる強力なツールです。

NLPを使ってアレルギーに対処

私がセミナーで体験した、親からもらったアレルギー原因遺伝子をONにした猫に対する感じ方をOFFにした、猫アレルギーに対応するNLP反例プロセスをご紹介します。

私:猫に触れることが原因となってアレルギー症状が起きます。

ガイド:触れてもアレルギー症状を起こす原因とならない、動物はいますか?

私:はい、今ハムスターを飼っていてハムスターに触れてもアレルギーを起こす原因にはなりません。

ガイド:ハムスターは触ってもアレルギー症状を起こさないのですね。

私:はい。

ガイド:ハムスターは何度も触った事が有るのですね。ハムスターは好きですか?

私:はい。

ガイド:ではハムスターに触れている状態を想像してください。体はどのように反応しているか、感じて下さい。その感覚が分かりますか?

私:はい。

ガイド:ハムスターを触っている状態をアンカーする。

:強化ガラスの壁が天井から降りてきているのを想像してくださ い。強化ガラス

越しにハムスターに触れている自分が見えます。何の問題もなく、ハムスターと

の触れ合いを楽しんでいます。それを感じて下さい。

:では次にアレルギーの原因になる猫を触っている自分が見えます。

ハムスターの時と同じように問題なくふれあっています。ご自分はどんな風に

見えますか?ええ良いですね。では、今度はその強化ガラスが無くなります。

:次回母親の実家に行ったことを想像して、あなたはその猫に触れることが

出来ます。感じ方は如何でしょうか?

私:今母親の実家に来ています。今度は母親の実家に飼っている猫を触っても大丈夫です。目が痒くなったり、咳が出たりしません。

アレルギーの原因物質となっていた猫の毛に触れても問題ありません。

ガイド:ご自分の免疫システムにお礼を言いましょう。そして医師の所に行きアレルギー

の検査を受けるようにしてください。

アレルギーの原因物質に対する反例のプロセスのまとめ

反例のプロセスはざっとこんな感じですが、ポイントはアンカリングする反例を適切に選ぶことです。アレルギーの原因物質ととても似ている原因物質に対する適切な反応を体に体験させ、その状態をもってアレルギーの原因物質にも体が対応しているかのように体験させる事です。アレルギーの原因物質と反例は似ていれば似ているほど良い結果が出るそうです。

今回の場合は猫に対してハムスターを反例に選びましたが、ピーナッツがアレルギー原因物質であれば、他のナッツ類。オレンジがアレルギーの原因物質であれば、同じ柑橘系のレモンやグレープフルーツなどを反例に選択すると良いでしょう。また、ハウスダストのホコリ等であれば、片栗粉などの粉類で試してみるのも良いかもしれません。

以上ざっとですが、これが、アレルギーの原因物質に対する反例のプログラムです。但し、この反例のプロセスは治療に代わるものでは無いことを良く理解してください。

ちなみに私の場合この反例のプロセスの後、母親の実家の猫ではありませんが、他の場所でアレルギーの原因となっていた猫に触ってみましたが、眼が痒くなったり咳が出たりはしませんでした。本当に反例のプログラムが効いているかどうかを確かめるために、今度血液検査を受けてみようと思っています。

まとめ

今回は私の猫がアレルギーの原因になったきっかけを例に挙げながら、アレルギーが発症するメカニズムを考えてみました。宗像先生はアレルギーを作り出す原因として、心理的ストレスがある。その大きな原因は親や家族との心の交流が十分でなかった事だと言っていました。しかしながら、私が猫アレルギーになったきっかけは心理ストレスは心理ストレスですが、親や家族との心の交流と言うほど根っこが深い感じでは有りませんでした。実際にはアレルギーの原因の根っこが親や家族との関係性から生じている場合が有るので、今回紹介した反例のプロセスだけでは、勿論解決できるわけではないと思います。

NLPの開発者のロバート・ディルツという人が、私たちの中にある6つの意識レベル(ニューロロジカルレベル)という概念を提唱しています。その意識レベルとは、下の階層から順に、以下のようになっています。

①環境②行動③能力④信念、価値観⑤自己認識⑥スピリッチャル

問題が①の環境レベル等の下階層に有るようなら割と解決し易く、上の階層に行けばいくほど解決しにくくなってくるそうです。

今回の私のアレルギーの原因を考えてみると、猫という危険な動物がいるという状況で自分の免疫システムがどんな反応をするか?という②の行動レベルにアレルギーの原因の根っこがあった様に思います。

でも、このアレルギーの原因の根っこがもっと高い階層にあるアレルギーも有ります。ティム・ハルボム氏のセミナーでは⑤の自己認識レベルに原因の根っこがあったアレルギーの例を挙げていました。

その例は有る喘息発作を持った女性のケースですが、彼女のぜんそくの発作を救うために祖父が吸入器を開発してくれたそうです。彼女の家族はその吸入器を扱うビジネスで成功を収めたそうです。その吸入器は彼女の家族に成功をもたらしただけでなく、彼女に対する愛情と思いやりの象徴だったそうです。このケースではを始めとした家族との関係性の中から生じる⑤の自己認識のレベルにアレルギーの原因の根っこが有ったので、私の猫アレルギーよりも、よりその背景は複雑です。こういう場合には反例のプロセスを行う前に親を始めとした家族関係を見直す必要が有るそうです。

反例のプログラムにご興味を持った方はご連絡くださいませ♪一緒に実験してみませんか?

スポンサードリンク




関連記事はこちら

    None Found

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ