とんでも?花粉症等アレルギーの原因療法

今年の夏は8月後半からすっかり涼しかったですね。この気象を見る限りは、地球温暖化なんて言っているけどやっぱりそれはないな~と、思いませんでしたか?地球温暖化説に関しては、二酸化炭素の排出による人為的活動が地球温暖化の根拠とする気象データに、作為的な加工が施されていたことが発覚したという「クライメート・ゲート」事件が、2009/11/26付の朝日新聞夕刊(ちなみにリンク先と当方は特に関わりはなく、朝日新聞の記事を引用して下さっていたのでリンクさせて頂きました。)報道されています。しかしながら、その後私たちはすっかりCo2の排出が、地球温暖化の原因だと信じ込まされていますが、「実はそうじゃないかもしれないな?」と言うのは、こうして冷夏を実際経験することで感じ取ることが出来るかもしれません。

さて、今日の話題ですが先日の記事で9月に入ってからの花粉症のアレルギーの原因になる植物をご紹介いたしました。実は花粉症のアレルギーの原因になる植物はスギだけではなく他にも色々有ります。本格的なスギ花粉症のアレルギーの季節の到来まで間があるからこそ、考えておきたいその原因と花粉症等のアレルギー対策について考えてみたいと思います。

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花粉症のアレルギー反応とは何か?(症状の原因物質はケミカル・メディエーター)

では、花粉症のアレルギー反応の原因について、簡単に触れてみたいと思います。きっと多くの方にとっては復習になると思いますので、退屈な方は、この段落は読み飛ばしてくださいませ。後半に花粉症などのアレルギーの原因療法などについて書いています。

花粉症のアレルギーは、花粉を体内に取り込むことが原因で起きる体の反応で、あなたの免疫系が過剰に働いているサインです。最初に体内にアレルギーの原因になる花粉を取り込んだ時には、プラズマ細胞が、特定のアレルギー原因物質に対処する為IgEを放出します。その後IgEは肥満細胞の表面に付着します。肥満細胞は、私たちの皮膚、粘膜、鼻の粘膜などの表層に沢山見られる細胞で、炎症反応を助ける働きをしています。肥満細胞はヒスタミンなどの、数多くの重要な働きをするケミカル・メディエーターを放出します。

その後2回目にアレルギーの原因になる花粉を体内に取り込むと、数分以内に肥満細胞がヒスタミン、ロイコトリエン、プロスタグランディンなどのケミカル・メディエーターを放出します。それが、鼻が痒い、鼻水、喉が痛い、咳、目が痛いなどの花粉症のアレルギー症状を引き起こすのです。

ヒスタミンの放出は気道を狭窄し、ぜんそくの原因になったり、或いは血管の透過性が増加し、体液が漏出したりじんましんが出たりする原因になります。ロイコトリエンは粘液を過剰分泌させ、花粉症のアレルギー症状である鼻水やたんなどの症状の原因物質です。

花粉はとても多く見られる、肥満細胞の働きを刺激するアレルギーの原因ですが、このアレルギーのプロセスは花粉以外のアレルギー原因物質でも良く見られます。例えば、カビの胞子、ホコリ、大気汚染、ダニ、ペットのフケ、ゴキブリ、化学物質建材、洗剤、ボディソープやシャンプー等、食物なども花粉症と似たようなアレルギー症状の原因になる可能性があります。人によって、アレルギーの原因物質は異なります。ただ、免疫系のバランスが崩れていると、現在アレルギー症状の原因になっていない物質にも将来的には反応する可能性は有ります。

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アレルギーとリーキーガット症候群

リーキーガットは腸壁の粘膜を構成する腸細胞の間に穴が開くことで、起きてくる症状の事です。腸壁に穴が開くと、普段は血液中に入り込むことがない、未消化のタンパク質や細菌、代謝産物などが、血液中に流入してしまいます。これがリーキーガット症候群です。一度腸粘膜の細胞の配列が乱れて穴が開いてしまうと、これらの毒物が血液中に流入してしまうので、体内の至る所で炎症反応が起きてきます。

また、クローン病や潰瘍性大腸炎などのIBD(腸炎症性疾患)、セリアック病、リーキーガット症候群は花粉症などのアレルギーの原因にもなります。

コロラド州立大学のローレン・コロダイン博士は、人間は穀物を消化できないと言っています。穀物を摂取すると腸にダメージを与えます。穀物は栄養価的に優れていないばかりでなく、腸を傷つける半栄養素を含んでいます。ですので、穀物を摂取しすぎると腸壁の細胞の整合性を破壊し、未消化のタンパク質を血液中に流入させてしまうのです。

これらの非常に大きな結晶が血液中に入り込むとアレルギーの原因物質となります。この抗原に対して抗体が作られ、免疫が過剰反応をしアレルギー症状を引き起こします。これが、アレルギーや自己免疫疾患の起きてくるメカニズムです。

腸管の粘膜を修復することがアレルギー症状を軽減するカギです。まずは、アレルギーの原因のリーキーガットを起こさないためにも穀物や加工品を過剰摂取に注意しましょう。そして、腸内細菌のバランスを整える健康的な食事をしましょう。腸内細菌のバランスを整える為には発酵食品等がお勧めです。

玄米や大豆などの反栄養素の影響と血液観察

玄米や大豆にはフィチン酸や酵素阻害剤の反栄養素が含まれていると言います。中には玄米に含まれているのはフィチンであってフィチン酸じゃないから、体からミネラルを奪うキレート作用は無いとする意見も有ります。

凝固血液観察で健康な血液の場合には、以下の様に均一で綺麗に凝固した血液像が見られます。

谷 智子_2013.09.14_L023

しかしながら、玄米や大豆の栄養素を長期間に渡り摂取し続けている方の血液像では、以下の様に凝固像に放射状の白い亀裂が入っているケースが多く観察されます。これはミネラル不足の兆候です。ミネラル不足もまた花粉症などをはじめとしたアレルギー疾患の原因になるとも言われていますよね。

吉田 純久_2014.03.20_L020

また、玄米や大豆製品をよく摂取される方では、血液中に未消化のタンパク質が多く観察されます。これが花粉症などをはじめとしたアレルギーの原因にもなるリーキーガットの兆候だと言われています。

大澤 俊文_2014.07.18_L005

世の中様々情報が飛び交っていて、どの情報を信じたら良いか迷うと思いますが、個人的にはこの様な観察を良くするので、玄米や大豆あるいは小麦などの種系の食物は、人間が本来十分に消化九州出来ない食べ物だと考えています。また、種と言うのは土壌からミネラルを吸収して育っていく性質が元々備わっていますから、体からミネラルを吸収し排出してしまうのも、自然の摂理の様に思えてなりません。皆様は如何でしょうか?

以下は血液中に出てきた小麦タンパクの結晶。小麦もまたリーキーガットを起こしやすい食品です。

谷 智子_2013.12.16_L112

花粉症などのアレルギーの原因療法として注目!プロバイオティックスって何?

最近は花粉症などをはじめとしたアレルギー症状を改善する原因療法として、腸内細菌のバランスを整えるプロバイオティックスという考え方が流行っています。それでは、プロバイオティックスとは何でしょうか?

ヤクルト中央研究所のホームページにはプロバイオティックスについてこのような記載が有ります。

プロバイオティクス

プロバイオティクス(probiotics)は抗生物質(antibiotics)に対比される言葉で、共生を意味するプロバイオシス(probiosis;pro 共に、~のために、biosis 生きる)を語源としています。英国の微生物学者Fullerによる1989年の定義「腸内フローラのバランスを改善することにより人に有益な作用をもたらす生きた微生物」が広く受け入れられています。また、その微生物を含む食品(ヨーグルトや乳酸菌飲料)自身をプロバイオティクスと呼ぶこともあります。
プロバイオティクスの持つ“有益な作用”としては、下痢や便秘を抑える、腸内の良い菌を増やし悪い菌を減らす、腸内環境を改善する、腸内の感染を予防する、免疫力を回復させる、などが挙げられます。つまり、プロバイオティクスを摂ると、おなかの健康を守るとともにからだ本来の力を強める手助けになると考えられています。プロバイオティクスの候補としては、乳酸菌やビフィズス菌が有名です。

つまり、腸内環境が整う事で、腸管のダメージが回復しリーキーガットが改善するので、未消化のタンパク質が血液中に流出しなくなるので、花粉症などのも含めたアレルギー症状全体に対する原因療法としてプロバイオティックスに注目が集まっているのです。

でもプロバイオティックスと聞くと、ヨーグルトや乳酸飲料を思い出す方が多いと思います。恐らく、それらに関する情報は検索すると沢山出てくると思いますので、調べたい方はそちらで検索お願い致します。

しかしながら、菜食主義の人はヨーグルトは食べないと思います。また菜食主義者がプロバイオティックスを生活に取り入れるための情報は少ないと思いますので、今回は菜食主義者の為のプロバイオティックスの情報をご紹介いたします。

花粉症などのアレルギーの原因療法として注目!プロバイオティックス(菜食バージョン)

花粉症などをはじめとしたアレルギーの原因療法として注目されているプロバイオティックスとは、体にとって有用な微生物の事をさします。有用菌として有名なのは、乳酸菌で、ヨーグルトなどに含まれます。有用菌は、食物や有害物質を分解したり、感染症を招くような有害な細菌と戦ったりすると言われています。

ヨーグルト、チーズ、ケフィアヨーグルトなどがプロバイオティックスを含む発酵食品として有名です。しかしながら、プロバイオティックスを含む菜食用の発酵食品も多くあります。

1、ぬか漬け

乳酸菌には動物性の乳酸菌と植物性の乳酸菌があります。動物性の乳酸菌は温かい環境で育ちますが、植物性の乳酸菌は寒く劣悪な環境でも生きていけるそうです。ぬか漬けは植物性乳酸菌で、生きて腸にまで届くプロバイオティックスです。ぬか床に野菜を漬ける事で野菜の乳酸菌が増殖します。また、ぬかにはビタミンB群、ビタミンE、ミネラルやカルシウムが含まれ、野菜をぬかに漬け込むと、生野菜で食べるより、ビタミンB群が何倍にも増えるそうです。植物性の乳酸菌と野菜の食物繊維を一度にとれるぬか漬けは腸内細菌のバランスを取るプロバイオティックスです。

2、キムチ

キムチには有益な乳酸菌が豊富に含まれます。韓国政府(食品医薬品安全処)は、プロバイオティックスの効能として、「腸内の有益菌の増殖と有害菌の抑制。免疫を調節して腸の健康を助ける。お通じを良くする。体脂肪の減少。」など従来の4種類の効能のほかに最近は「女性の膣の健康。アレルギー反応が原因の皮膚の状態改善。」などの2種類の効能が追加されました。

アトピー患者を対象に行われた中央(チュンアン)大学病院とサムスンソウル病院の臨床試験で、キムチの乳酸菌を摂取した子供は対照群と比べてサイトカインの分泌が適切に調節されアトピー性皮膚炎のアレルギー症状が改善されることが明らかになりました。この結果を受けて韓国政府は、最近、キムチから抽出した乳酸菌(CJLP133)をはじめとする乳酸菌の3種について「アレルギー反応が原因のアトピー性皮膚炎を改善出来る」という機能性も認めました。

韓国政府「キムチ中の乳酸菌がアトピーの症状を改善」

3、みそ

森山達哉「味噌の低アレルゲン性と健康機能性の実 証」中央味噌研究所研究報告(味噌の科学と食塩)によれば、「味噌は通常、大豆アレルギーの人でも食べられること が知られているが、近年、種々の食物アレルギーが増え、 大豆アレルギー患者に対して、味噌を禁止食品とするケ ースが見られるようになった。米味噌・麦味噌・豆味噌に ついて調べたところ、味噌は発酵・熟成過程でアレルゲ ンが分解・低減化していることが判明した。味噌はアレル ギー体質の人でも食べられる安全な「脱アレルゲン食 品」と言える。」と、報告されています。

大豆のタンパク質は通常の調理法では、反栄養素が分解されず、リーキーガットの原因になりかねません。しかしながら、味噌の大豆たんぱく質は酵素消化されているため、その60%程度が水溶性に変わり、30%程度がアミノ酸までに分解されているそうです。また炭水化物もブドウ糖に分解されているので、味噌はすでに消化された発酵食品です。花粉症をはじめとしたアレルギー症状を持った人もプロバイオティクス食品として、アレルギーの原因療法で腸内細菌のバランスを整える為に積極的に使えそうです。

しかしながらこうした、花粉症などのアレルギーの原因療法として朗報もあれば、ちょっと注意を要する情報もあるのが、私たちが生きている二元性の世界の宿命です。

実は味噌に使われ醸造菌ですが、こちらのHPによりますと、国内の大手の麹菌製造メーカーは菌の培養に、エキス類、アミノ酸、ビタミン剤、ミネラル剤や、なかには牛エキス等を使用する場合もあるそうです。

また全てではないですが、「特定の成分が多い・少ない」「よい香りがする」などの特殊な能力を持った発酵醸造菌を造るため紫外線・X線・ガンマ線などの突然変異誘発物質で遺伝子を突然変異させた遺伝子操作菌を使っているものもあるそうです。

また、種麹の増量剤にデキストリンを使うことがあるそうですが、このデキストリンの原料のトウモロコシやジャガイモなどの穀物が遺伝子組み換え作物か、どんな農薬が使われ栽培されたのかについては、表示義務がないため消費者にはわからないそうです。

こんな遺伝子操作された天然麹菌からかけ離れた突然変異株の醸造菌を、プロバイオティックス食品として利用すると体内でどのような事が起きるかについては、まだ良くわかっていないでしょう。

4、納豆

納豆は枯草菌の一種の納豆菌を使った発酵食品で、最近の研究では骨粗鬆症・脳梗塞・心筋梗塞などの疾病の予防機能があることが分かってきています。納豆菌は耐酸性が強いので、胃を楽々通過します。動物を使った実験では納豆菌は、乳酸菌を増加安定化させる効果が有るなど腸内細菌叢に作用する事が分かりました。人でも納豆菌がプロバイオティックスとして働き善玉菌を増やす働きをする可能性が有ります。

但しこれも先ほどの味噌の醸造菌と同じなのですが、最近の納豆菌は自然に存在する枯草菌ではなく、遺伝子組み換え技術を使って効率的に育成された納豆菌で有る可能性が有ります。例えばにおわない納豆に使われている納豆菌ですがもとミツカンの技術者であった方の書かれたこちらの資料によると組み換え技術を用いて育てた菌を用いた納豆は、公衆に受け入れられないだろうから、人工変異法で得られた(ロイシン脱水素)酵素活性を失った変異株を用いて製造していると書いてあります。

つまり私たちが食べている納豆は大豆には「遺伝子組み換えではありません」というラベルを確認することが出来るものの、納豆菌が遺伝子組み換え技術を使った変異株である可能性があるという訳です。このことが、花粉症などをはじめとしたアレルギーの原因療法として、納豆をプロバイオティックス食品として利用する場合にどんな影響が有るのかは今の所全く分かっていないでしょう。

個人的には自然界に存在しない菌を、花粉症などのアレルギー症状の原因療法の為といって、毎日体に入れるのは、自然の理に反する事の様にも思われます。皆さんはどう思われますでしょうか?

5、コンブチャ

菜食主義者の為のプロバイオティックス食品を紹介しているサイトにKombuchaと書いてありました。どうやらこのKombuchaがアメリカでは凄く流行しているようで、日本でも米国のメーカーなどから随時発売されているようです。それで「その正体は一体何?昔からあるあの昆布茶の事かしら?」と、思いきやKombuchaは紅茶やウーロン茶などのお茶に、バクテリアと酵母菌でできた菌塊(SCOBY/スコビー)と砂糖を加えて発酵させた発酵食品だそうです。果実酢のソーダのような味わいだといいます。

実はこのKombuchaは1980年頃、日本でも流行した紅茶キノコだそう。そういえば、私の叔母も「紅茶キノコ」を育てていました。広口のビンに浮かんでいる菌塊はまるでキノコのように見え正直気持ちが悪かったです。でも当時は一大ブームで多くの家庭で育てられていました。母が「これ健康に良いから育ててみなさいよ!」と勧められていましたが、その時には「得体の知れない奇異な飲みもの」という位置づけで終わってしまったという、遠い記憶が有ります。この紅茶キノコが、Kombuchaとして再び脚光を浴びているそうです。

この新たにブームになっているKombuchaと呼ばれる紅茶キノコですが、プロバイオティックス食品として花粉症などのアレルギーの原因療法として使えるのか?と、聞かれると正直私も良くわかりません。でも、かつてブームだったとはいえ、現在では菌の入手は困難だそうで、アメリカのスーパーに並んでいるような清涼飲料タイプに使われている菌種はどんなものが使われているのか、全く不明です。皆さんの方で何か分かったら是非教えて下さいませ。

花粉症などのアレルギーの原因療法のまとめ

花粉症などのアレルギーの原因療法としては、腸の粘膜の細胞の整合性のバランスを崩し、リーキーガットを起こしやすい食品を避ける事が肝心です。その為の情報の一つとして、発酵していない大豆、玄米、小麦など反栄養素を含む食品や遺伝子組み換えの原材料を使った加工品等に、注意を払う必要が有るように思われます。こうした食品は主食として摂取する頻度がとても高いので、大量に摂取することで、知らないうちにミネラル不足やリーキーガットを起こしている可能性が有るかもしれません。今症状がなくても将来、そのリーキーガットが原因で花粉症などのアレルギー症状が出てくる可能性もあると思います。

また、リーキーガットを既に起こしてしまった場合に腸管の細胞の整合性を回復する原因療法として、プロバイオティックス食品の利用が有ります。プロバイオティックスが花粉症などのアレルギーに効果的であるという事が最近の研究で分かっていますので、そうした食品を花粉症などのアレルギー症状の改善に利用するのも選択肢の一つかもしれません。

しかしながら、そのプロバイオティックスの有用菌の出所が、最近は実験室で遺伝子操作されたものであることもしばしば有ります。まだ、遺伝子操作された有用菌を利用したプロバイオティックス食品がどの位、花粉症などのアレルギーに原因療法として効くのか、体に影響が有るのか?等に関してはこれから徐々に明らかにされていくでしょう。

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