アレルギーの原因は食事?賛成0r反対

こんにちは♪今日は先日の記事の続きで、アレルギーの原因と食事について考えてみたいと思います。花粉症などの季節性のアレルギーでも食物アレルギーの場合でも、原因となる抗原を避けることは症状の緩和の為にはとても有用ですが、食事もアレルギー対策として重要な要素です。前回の復習にはなりますが、アレルギーは私たちの免疫が過剰に働くことで起きてきます。その一つの原因として、腸管のリーキーガットとの関連性が考えられます。健康な腸管の粘膜はテニスのラケットのガットのように規則正しく並んでいますが、炎症などが起こって腸管の細胞の配列が乱れてしまうと、テニスのガットの一部が大きく開いてしまうように、そこから、食事で摂取した未消化のタンパク質の結晶が血液中に漏れ出てしまうのが、リーキーガットとよばれる状態です。
腸管がリーキーガットの状態に有ると、血液中に漏れ出たタンパク質が原因となって免疫系が過剰に反応してアレルギー症状を引き起こすと言われています。今回はこのアレルギーの原因と言われるリーキーガットを引き起こす原因と食事について考えていきましょう。

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アレルギーの原因と言われるリーキーガットって何?

リーキーガットとは先ほどご紹介したように腸管の粘膜の配列が、炎症などの何らかの理由で乱れ細胞間に穴が開き血液中に大型の未消化のタンパク質が、漏れ出てきてしまい、この状態はアレルギーを引き起こす原因とも言われています。血液観察をしていると、リーキーガットを起こしている人の血液中には、様々な大型のタンパク質の結晶が出てきています。

このたんぱく質の結晶は食事由来の大豆?

関屋 歩7

こちらの結晶は、食事由来の動物性のタンパク質?

関屋 歩_2015.01.09_L017

こちらは昨日の食事で食べたパン?

谷 智子_2013.12.16_L112

リーキーガットを起こしている人の血液中には、こうした大型の未消化のタンパク質がゴロゴロしちゃっています。これは血液中のごみとして、白血球中の好中球がこの後処理します。つまり消化活動の続きが血液中で行われるので、免疫は疲弊するでしょう。まだ私は抗原抗体反応というのを観察したことはないですが、これらがアレルギーの原因となって免疫応答が起きると言われています。

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アレルギーの原因と言われるリーキーガットの原因は?

さてリーキーガットがアレルギーの原因と言われているということは、お分かり頂けたと思いますが、それでは、リーキーガットの原因は何でしょうか?また、リーキーガットにならないためには食事でどんな事に気を付けたらいいのでしょうか?

先日の記事でもお伝えしたように一つには、食事で摂取する玄米、大豆、小豆などの種系の植物にはアブシジンという酵素阻害物質が、また小麦にはグルテンの一種のグリアジンという成分が含まれています。それら食事由来の成分が原因となって腸の細胞間に穴を空け、リーキーガットさらにはアレルギーの原因になっているとする考え方が有ります。しかしながら、それ以上に気になるのはこれらの食材に高濃度に含まれている、グリフォサートと呼ばれる除草剤の存在です。

食事から摂取するグリフォサートは腸内細菌のバランスに重大な影響を与え、それがアレルギー他、様々な慢性疾患の影響になると言われています。

また、私たちが食事で気が付かないうちに摂取している遺伝子組み換え作物も、以前の我々の食事中にはかつて含まれたことのなかったウィルスのタンパク質を組み替えたために、従来の作物よりもアレルギーの原因になりやすいと言われています。遺伝子組み換え作物を原材料に使ったジャンクフードの食事が子供たちのぜんそくやアレルギーの原因になるという研究もありますので、可能な限りアレルギーのリスクを高くすると言われれている、遺伝子組み換え作物を原材料にした加工品を極力避ける食事をする事が、アレルギーに対処する方法の一つと言えそうです。

それではまず、アレルギーの原因だけでなく、セリアック病、自閉症、アルツハイマー、癌、など多くの慢性疾患の原因となると言われているグリフォサートについて言われている事をまとめてみましょう。

知らずにアレルギーの原因になるグリフォサートを食事で摂取していない?

マサセーチュッツ大学のステファニー・セネフ博士は、除草剤のグリフォサートと自閉症などの現代病との関係性を調べました。セネフ博士はグリフォサートはアルミニウム(通常ワクチンに含まれるアジュバンドです)を脳内に運ぶという仮説を立てています。また、食事から摂取したグリフォサートはヒ素を腎臓に運ぶ可能性があると、主張しています。

セネフ博士の研究は2013年のエントロピー・ジャーナルに発表されました。その発表の後、セネフ博士はグリフォサートはセリアック病と深い関係性が有るという研究を発表しています。セネフ博士は「遺伝子組み換え小麦はまだ市場に出ていませんし、遺伝子組み換え作物というよりもむしろ除草剤のグリフォサートが問題で、実際ここ5年から10年の間にグリフォサートの使用量が増えるにつれ、セリアック病や小麦の不耐症が増加しています。」と言っています。

グリフォサートを食事から摂取すると、腸管のビタミンやミネラルの吸収能力が低下します。さらに、小麦には難消化性のグリアジンも含まれています。セネフ博士は、グリフォサートがグリアジンとくっつくと、化学的な反応がおき、それがアレルギーの原因になったり体の免疫系の反応を引き起こす事が研究で分かったと言っています。セリアック病では多くのシトクロム酵素の不足がみられます。研究では、グリフォサートは植物や動物でシトクロム酵素の抑制をする事が分かりました。恐らく人間でも同じような結果が得られるでしょうと、博士は言っています。

グリフォサートとセリアック病

食事からグリフォサートを摂取すると腸内細菌のバランスをくずし、それが腸管の炎症を招きリーキガットを引き起こすとセネフ博士は言います。硫黄と硫黄代謝経路は私たちの健康を保つうえでとても重要な役割を果たしていますが、グリフォサートは体内の硫黄塩の運搬能力を低下させます。

セネフ博士は食事から摂取したグリフォサートによる、硫酸塩の運搬能力の低下への対処として、コンドロイチン硫酸などの硫黄のサプリメントを摂取するよりも、エプソムソルト(硫酸マグネシウム)を使った入浴の方が効果的だとしています。エプソムソルトの入浴は、腸管の粘膜の機能を高める補助になるそうです。

また硫黄塩を含む分子には2種類あり、一つはコレステロール、ビタミンD、エストロゲンやテストステロンなどの性ホルモン等のステロール化合物。もう一つは、ドーパミン、メラトニン、セロトニン、アドレナリンなどの神経伝達物質です。これらは全て硫黄塩を含んでいます。グリフォサートはこうしたホルモンや神経伝達物質の代謝系にも影響を及ぼします。

またグリフォサートは植物や細菌のシキミ酸経路にも影響を及ぼします。シキミ酸経路は神経伝達物質の前駆体を合成する経路ですが、もしグリフォサートがこの経路を阻害すると、神経伝達物質が不足してしまいます。

但し、この時に食事からセロトニンの前駆体であるトリプトファンが供給されると、腸内では過剰にセロトニンが合成されます。グリフォサートはセロトニンの材料となるトリプトファンの合成を阻害するので、体はトリプトファンを喉から出るくらい欲しています。ですので、グリフォサートに汚染されたトリプトファンを多く含む小麦を食事から摂取すると、腸内では過剰なセロトニンが産生され、それが下痢などのセリアック病特有の症状とつながっているとセネフ博士は言います。

以上がセリアック病の作用機序ですが、グリフォサートはリーキーガットを引き起こす原因になので、アレルギーの原因にもなるでしょう。

それから参考までに、アンブロシア株式会社さんが、米国のセリアック病財団のホームページから抜粋してセリアック病について説明してくれています。そこを拝見すると、セリアック病は生涯続く遺伝性の自己免疫性の状態と言う記載が有ります。今回は、セリアック病はグリフォサートと関連している疾患だという意見を中心にご紹介しましたが、遺伝だとする意見もある事も念のために情報として付け加えておきます。セリアック病もそうですが、アレルギーの原因も遺伝だとする説があります。確かにそういった遺伝子が存在するとしても、外的な環境因子が影響して遺伝子をONにしたり、OFFにしたりするというエピジェネテックス(こちらの記事も参考にしてね)という考え方があるので、個人的にはストレスや食事による影響が大きいのではないかと思っております。

さて、アレルギーやセリアック病の原因は食事から摂取するグリフォサートに関係しているのか?はたまた遺伝が原因となる疾患なのか?これについては各自ご判断下さいませ。

余談ですが、世の中って視点によって見え方が全然違ってくる所が本当に面白いですね!パラレルワールドって無数にあるっていうけど、それも人の考え方が違うからなんだろうなと思います♪

セリアック病に伴う他の症状

セネフ博士によれば、セリアック病に罹患した人はその他の合併症を起こす危険性が高いそうで、例えば、セリアック病に罹患した人は障害を持った子供を出産するリスクが高いと言います。一例としては、無脳症や小脳症の出現率が高くなるというのが有るそうです。セネフ博士によれば、無脳症はとてもまれな障害で、今まで全米でも年間に1件くらいの報告しか有りませんでしたが、ワシントン州のある地方では、年間に20例そうした障害を持って生まれてきたという報告が有ったそうです。

当局はグリフォサートは無害で、無脳症の原因にグリフォサートが関連しているとは考えていません。その為、何トンもこの除草剤が水路の近くで使われています。しかしながら、無脳症のカエルとグリフォサートの関連を調べた研究があります。それらのカエルはレチノイン酸が過剰になり、それが無脳症の原因となっている事をその研究では明らかにしています。セネフ博士によれば、グリフォサートはチトクロムP450という肝臓の酵素を阻害しますが、この酵素はレチノイン酸の分解にも関連する酵素だという事です。グリフォサートによりレチノイン酸の分解が阻害され、過剰になると胎児にとって毒性が有るそうです。

またセリアック病に罹患した人は癌になるリスクも高く、寿命も3~5年短くなると、セネフ博士は考えています。特に胃腸癌やノンホジキンリンパ腫はセリアック病に罹患した人に多くみられるそうです。

いずれにしろ、グリフォサートは胃腸に炎症を引き起こす原因になりリーキーガットやアレルギーを起こす原因でもあるでしょう。そうなると血液中に未消化のタンパク質がゴロゴロと出てきて、後で白血球がそれを処理をします。その為に白血球中の好中球が増加するので、その処理の際に活性酸素を発生し更に胃腸の粘膜を傷つけるという悪純化に陥ることが容易に想像できます。

以下は白血球が未消化のタンパク質を処理している現場です。個人的には食事に含まれるグリフォサートも原因して、リーキーガットが起きると体中で免疫細胞が消化活動の続きに追われるので、免疫系のバランスは崩れてしまい、体質やストレスの具合によって、アレルギーの原因になったり、癌の原因になったりするのでは無いかと考えています。

グリフォサートとミネラル不足

セネフ博士によれば、グリフォサートはマグネシウム、鉄、コバルト、モリブデン、銅などの微量ミネラルの不足とも関連性が有ると言います。グリフォサートはキレート作用で腸管から微量ミネラルを排出してしまいます。そうすると、ミネラルを必要とする腸内細菌は正常に機能しなくなりバランスが崩れます。例えばラクトバチラス菌はマグネシウムを必要とします。またセネフ博士は、有用なミネラルが不足すると、マンガン(グリフォサートにはマンガンが含まれます)に関連する酸化ストレスから腸内細菌は生き残りをかけて非常時の代謝メカニズムを働かせると言います。

アレルギーやセリアック病を防ぐ食事と対策

これまでご紹介したように、除草剤のグリフォサートは、アレルギーをはじめとした様々な疾患の原因となる可能性が有りますので、なによりもグリフォサートに汚染された作物や加工品は避ける事肝要だと思います。とは言っても今のご時世、完全に避けることは難しいでしょうから、グリフォサートの影響を避けるための対応として、セネフ博士は次のような食事等のアドバイスをしています。

・硫酸塩の不足は様々な慢性疾患の原因となるので、硫酸塩が豊富な食事の摂取をする。セネフ博士は硫酸塩が豊富な食材として、にんにくを推奨しています。にんにくは抗酸化力もあり優れた食材です。

・栄養素はサプリメントを摂取するよりもホールフーズの食事で摂取しましょう。

・硫酸マグネシウム(エプソムソルト)の入浴をしましょう。

(エプソムソルトの入浴についてはこちらの記事も参考にしてください。)

・ミネラル豊富な有機栽培や自然栽培の野菜や果物を摂取しましょう。

・ミネラルの摂取源としてヒマラヤソルトなどの自然の岩塩も有効です。

まとめ

グリフォサートはアレルギー、セリアック病、自閉症、アルツハイマー、癌の原因になる可能性が有るので、極力避ける事が肝要ですが、残念ながら遺伝子組み換え食物中のグリフォサートは、植物の各細胞に組み込まれているので洗い流すことが出来ません。しかしながら、現在多くの加工品が遺伝子組み換え作物を原材料として作られています。私もそれについては歯科専売の100%キシリトールの原材料を調べていて知りました。現在市場で出回っているブドウ糖、異性化糖、ソルビトール、マンニトール、エリスリトール、アスパルテーム、アセスルファムK等の糖化剤は遺伝子組み換えの作物で作られているとの回答をメーカーさんからいただきました。
また、グリフォサートや遺伝子組み換え作物の影響は農作物だけでなく家畜にも及びます。家畜は遺伝子組み換えの飼料で育てられるからです。また機会が有れば、遺伝子組み換え作物とアレルギーの関係についてのつぶやき記事を書いてみたいと思います。

本日の記事はマサセーチュッツ大学のステファニー・セネフ博士のインタビューを参考にして書かせていただきました。セネフ博士のインタビューはこちらの動画からご覧くださいませ。

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