歯周病予防は日光浴で

こんにちは

先日は日光浴をする事で体内で生合成されるビタミンD。そして血中のビタミンD濃度が低いと、T細胞がキラーT細胞に活性化できず免疫系がうまく働かないとお伝えしました。つまり免疫力を高く保つには日光浴が良いのです。それで、今日は、「歯茎に光を当てたら、歯周病の菌が殺菌され骨の吸収が止まった。」という研究をご紹介します。それにしてもなんで気づかなかったんでしょう・・。紫外線殺菌っていう手があったじゃないですか!しかも日光は無料で、誰でも利用できる。これを虫歯や歯周病の予防に利用しない手は無いですよね。抗生物質を使う歯周内科療法やパーフェクトペリオウォーター療法はもう古いかもしれませんね。

皆さんが歯ブラシをしっかりやって日光浴を実行しちゃたら歯医者さんの仕事は無くなっちゃうかもしれませんので、念の為に言っておきますが、歯ブラシが上手くできなかったり、歯ブラシや日光浴の時間が十分取れない方は歯医者さんで歯周病治療をしてもらった方が良いかもしれません。でも、歯周病もセルフケア出来る病気って事ですよね。たかが日光浴と軽く見ちゃいけませんよね。最近はサンゲージングする時に口を開けたり、舌を突き出したりして口腔内も同時に殺菌しています。

それにしても医院にいらしていただいた患者さんに歯周病は日光浴が良いから日光浴しながら、歯肉や舌を突き出したりしましょうね。なんて言ったら逆にこの歯医者怪しいと思われるかな?やっぱり患者さんサイドとしては、位相差顕微鏡の動画を見て、細菌がこれだけいるから最新のパーフェクトペリオ療法で治療しましょうと、言われた方が説得力が有るんでしょうね・・。あ、でもパーフェクトペリオ療法もそれなりに、対処療法としては優れています。因みにフレンズ歯科にも設備は置いてあります。但し日光浴の様に無料っていう訳では有りませんが。

(以下ナチュラルニュースから引用)

光学治療で歯周病患者の骨吸収を抑えることに成功

ラットの長期に渡る実験で活性化された光が病原菌を死滅させ、歯周病の進行を止めたという
報告がサンパウロ州立大学の研究者によって報告され、歯周病ジャーナルに発表されました。研究者はこの結果は最終的には人の治療に応用されることを期待しています。

従来の見解を知っておこう

・歯周病は歯肉の炎症、骨の吸収を起こしやがては歯を喪失してしまう、歯の周囲の歯茎の感染症です。

・研究者たちは120のラットに歯周病を罹患させた後それを4つのグループに分けました。1つは治療なしのグループ。もう一つは低レベルのレーザー治療を行なったグループ、それから歯にメチレンブルーを塗ったたグループとメチレンブルー塗布と低出力のレーザー治療を両方受けたグループ(光線力学治療に分けられました。

・メチレン・ブルーは光増感物資で、生体の光に対する感受性を上げます。また中等度の殺菌力があり、光に当たると殺菌力が増加します。

・5日後、研究者たちは光線力学治療を受けたラットの方が治療を受けないラットよりも明らかに骨吸収が少ないことを発見しました。しかし、他の治療との差はありませんでした。

・15日後、光線力学治療を受けたラットは明らかに治療を受けないグループやレーザー治療を受けたグループに比べて骨吸収が少なかった。しかしメチレンブルーのみのグループとは差異が有りませんでした。30日後、各グループ間で明らかな違いは見られませんでした。

・引用「これはすごい発見です。光線力学治療は抗生物質治療に変わる望ましい治療だと証明されたのです。」と、米国歯周病アカデミー総長のプレストン・ミラー・Jr博士は言いました。

知っておきたい代替医療

・光の殺菌作用の効果がしっかりと裏付けされました。光線療法は歯科の分野においてとても有用な方法になるでしょう。この方法は毒性もなく、痛みもなく、安全で口腔内の細菌の殺菌効果も非常に高いです。

・それに歯肉の状態をよくするために高価な治療技術は必要ありません。単に太陽光線の下で舌を突き出したり、毎日2~3分歯肉に直接日光を浴びるようにするだけで、同じような効果があるでしょう。太陽光線は口腔内で育っている殆どの細菌の株を殺菌します。

・歯周病は精製された砂糖(ハイフルクトースのコーンシロップ)を避けることでも直接的にコントロールする事が出来ます。或いはハーブベースのうがい剤でうがいするのも良い習慣です。The natural Dentistの製品をお勧めします。

(翻訳終了)

それから、ビタミンDと歯周病についての記事をもう一つご紹介

歯周病とビタミン

歯周病は慢性的な歯周疾患です。細菌が原因になって、歯肉の発赤、腫脹、出血を引き起こします。アゴの骨と歯を繋いでいる結合組織が破壊されます。歯の周囲のポケットをプローブで計測して、歯周病の進行状態を計測します。軽度、中等度、重度の評価がなされます。

歯周病の危険性は加齢とともに上昇します。若年者では虫歯が最大の歯の喪失原因ですが、中高年以降ではそれは歯周病になります。

危険因子

歯周病の主要な危険因子は充分な歯の手入れがなされない事です。適切な手入れには、日ごろのブラッシングや、フロッシングや定期健診が含まれます。

食事やサプリメントからのカルシウム摂取が歯周病の危険性を低下させます。

アルコール摂取が歯周病の危険因子の様です。

日光浴と歯周病の危険性

日光浴が歯周病の危険性を減らす直接的な役割をしている事を示唆する論文は少ないです。

・ノルウェイーの研究では緯度と歯の喪失の間には直接的な関係性がありました。南に居住する人の歯の喪失率は11%なのに対して、中央部では43%、北部では66%でした。紫外線のB波の照射量とビタミンDの産生量が高緯度になると著しく低下します。

・ブラジルの研究では、明るい皮膚の色をしている人よりも黒い皮膚をしている人の方が50~60%歯周病の危険性が高い事を明らかにしています。

ビタミンDと歯周病

ビタミンDのレベル
(アメリカの研究より)

・低ビタミンDレベルの人の方が高い人に比べてアタッチメント・ロスが大きかった。

・アメリカの白人よりもアフリカ系アメリカ人の方が歯周病の危険性が高い。アフリカ系アメリカ人の血中のビタミンDレベルは約16ng/mlなのに対し、白人では26ng/mlでした。殆どのビタミンDは日光の紫外線B波を浴びる事により得ていました。黒い皮膚ではビタミンDが産生される皮膚層に紫外線のB波があまり到達しません。

・歯周病に罹患する妊婦ではビタミンDのレベルが低く、約2倍のビタミンDの不足が有ります。

歯周病と癌、心疾患、糖尿病、子癇、骨粗鬆症等の多くの疾患は低ビタミンDレベルと関連性があります。多くの研究で、今まで分からなった因子との関係性の解明がなされています。

ビタミンDはどうやって働くか

ビタミンDは歯周病の危険性と重症度をいくつかの方法で減少させます。

・抗菌性物質のカテリシジンとデフェンシンを産生します。これらの化合物は口腔内の細菌の数を減らします。

・メタルプロテイナーゼ・マトリックス(MMPs)を減らします。MMPsは歯周病と関連性のある酵素です。

予防

血中のビタミンDレベルを40ng/mlに上昇させると歯周病の危険性が低くなるでしょう。1000~5000国際単位(IU)のビタミンD3を摂取するとそのレベルに達します。ビタミンDを摂取する前に血中のビタミンDのレベルを計測しましょう。数ヵ月後にビタミンDのレベルを再度測ってみましょう。一日に1000IUのビタミンD3を摂取すると、血中のビタミンDレベルは6~10ng/mlずつ上昇するでしょう。しかしながら、人によって個人差はあります。ビタミンD3の主な摂取源は太陽の紫外線B波ですが、殆どの人は充分な日光浴をしていません。

ビタミンDとカルシウム

カルシウムもまた歯科領域の健康と歯周病の危険性を減少させる為に重要です。ガイドラインでは食物とサプリメントから1000mg/dayのカルシウムを摂取する事を推奨しています。

治療

歯周病に罹患している方は、血中のビタミンDのレベルが40ng/ml以上になるようにしましょう。これは日焼け止めなしでの中程度の日光浴やビタミンDやカルシウムのサプリメントの摂取で達成することが出来ます。しかしながらそれでは歯周病の治癒を達成しないかもしれませんが、少なくとも悪化や予防は出来ます。

さらなる情報

もっと詳しく知りたかったり、この記事の元になっている情報が欲しければ、歯周病の詳しい論文の要約をお読みください。 Read our detailed evidence summary on Periodontal disease.

(翻訳終了)

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