アレルギーの種類はこんなにある!

近年アレルギー疾患は急激に増加しています。主なアレルギー反応の種類には、即時型と呼ばれるIgE抗体が関与するタイプⅠアレルギー反応と、遅延型と呼ばれるIgGが関与するタイプⅢアレルギー反応が有ります。タイプⅠアレルギー反応は接触後すぐに発症しその種類には、喉の腫れ(呼吸困難)、じんましん、膨満感、胃痛・腹痛、喘息、突発性の下痢等が挙げられます。一方タイプⅢアレルギー反応は原因物質との接触後数時間から数日経ってから出るので、原因物質の特定が困難です。そのため、「隠れアレルギー」とも呼ばれていて、その反応の種類には慢性疲労、関節炎、じんましん、湿疹、頭痛、水分貯留、過敏性腸症候群、その他、多くの慢性症状が有ります。

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有病率はアレルギー疾患の種類を問わず上昇中

以下は日本におけるアレルギーの有病率の統計(NPO日本健康増進支援機構より)です。疾患の種類に関わらず1960年代後半から急上昇しています。
アレルギー有病率

なぜアレルギーはその種類に関わらず1960年代の後半から急上昇しているのでしょうか?アレルギーの原因がアレルゲン(タンパク質)だけだとするとその説明はつきません。近年アレルギーの悪化には車の排気ガスや農薬などの有害化学物質が悪影響を及ぼすという研究結果が明らかになりつつあります。
アレルギー反応は最初にお話した様に、主に即時型と遅延型の2種類が有り、体内にアレルゲンとされる卵・牛乳・大豆・ダニ・花粉などのタンパク質が侵入することにより症状が現れます。
しかしながら、症状の悪化の度合はそれに有害化学物質が関与していると考えられています。アトピーやゼンソク等のアレルギーの症状の種類を問わず、田舎よりは都会や工業地帯、ゴミの焼却炉の有る地域の方が罹患率が高いのは、それらの化学物質がアレルギー症状の悪化に影響を与えている現れです。

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アレルゲンの種類に関わらず有害物質で悪化するというアレルギーの研究

◆東京大学物療内科の研究グループ

まずネズミにスギ花粉だけを注射したが、アレルギーを引き起こすIgE抗体は全くできなかった。IgE抗体ができないということは、花粉症(アレルギー)が起こらないことを意味することになります。ところがスギ花粉にディーゼル車の排気ガスの微粒子を混ぜて注射をすると、スギ花粉に対するIgE抗体ができました。つまり、スギ花粉(タンパク質)だけでは花粉症は発生しませんが、そこにディーゼル車の排気ガス有害化学物質が加わると花粉症が発生する。

◆1987年 古河日光総合病院の疫学調査

栃木県日光・今市地区における調査によると、スギが密集している日光杉並木沿いでの花粉症患者数は、同等のスギ花粉が存在する街周辺のスギ林近くの地域や花粉の少ない道路沿道、スギのない山間部の患者数に比べて多かった。
日光花粉症

◆国立環境研究所の小林研究員の実験1

一方は清浄空気中で、もう一方はディーゼル排ガスを含んだ空気中で動物実験を行った。両方のモルモットに抗原である卵白アルブミンを点鼻や点眼(1回/週×5週)した。すると鼻と目の両方の種類のアレルギー症状がディーゼル排ガス中で悪化しました。これはスギ花粉などの種類のアレルゲンでも同様の傾向が現われました。

◆アメリカ癌学会の50万人規模の疫学調査

この報告によると、PM2.5の影響をとくに受けやすいのは、心臓や血管などの循環器に障害を持つ人たちで、老人、新生児、慢性呼吸器疾患や肺炎を患っている人たちです。PM2.5の濃度が上がるとそういう人たちの病院へ行く頻度が高まり、さらに死亡率も上がるそうです。

◆自然栽培普及家の河名秀郎氏のHPより

食品アレルギーについて河名氏はこのようにHPに書いています。
「リンゴを食べると発作が起きてしまう“リンゴアレルギー”の人がいました。怖がって躊躇されたのですが、ある時、肥料を入れないで育てた無農薬のリンゴを「ちょっとだけでも食べてみて」と薦めたところ、食べなくても口に含むくらいはチャレンジして欲しいと説得し、その方は恐る恐る口に運んだのです。その時の様子は手がブルブル震えて、明らかに極度の緊張状態なのですね。口に入れ覚悟を決めて噛んでみる、すると食べられることに気づき、涙を流して喜んでくれました。「私がリンゴを食べられた!」、よかった、嬉しいと。」
つまりリンゴアレルギーはリンゴのタンパク質に反応しているのではなく、農薬や肥料等の有毒な化学物質に反応して起きている可能性が有るという事です。

以上のようにアレルゲンの種類に関わらず、大気中のディーゼル排ガスやその一種のPM2.5の濃度等の悪化や、農薬等の栽培方法の違い等の環境要因にアレルギーの原因物質が存在する事で、アレルギー症状が発症したり悪化したるする事が様々な研究で明らかにされつつあります。1960年代の後半からアレルギー疾患が症状の種類に関わらず増えている原因は農薬やディーゼル排ガス等の有毒化学物質による環境の悪化です。

他にもこんな種類の要因がアレルギーを増加させる

◆衛生仮説

先ほどご紹介したように1960年代の後半から我が国では、花粉症や喘息、食物アレルギーなどの色々な種類のアレルギーの有病率が増加しています。の患者さんの数は増加傾向にあります。その一方で、いわゆる発展途上国では、アレルギー性疾患はそれほど増えていません。この違いを説明する仮説の一つに衛生仮説があります。衛生仮説とは、乳幼児期の衛生環境が免疫系の発達へ影響を及ぼして、その後アレルギーになりやすいかどうかを決めると言う仮説です。私たちの体の中のリンパ球という細胞は、免疫機能を維持する上で大変重要な機能を担っている細胞の一つです。このリンパ球には様々な種類がありますが、衛生仮説では、この中のTh1細胞とTh2細胞という二つの種類の細胞のバランスを重視します。
Th1細胞は細菌やウイルスに対して防御する機能を持ち、Th2細胞は寄生虫に対する防御をしますが、過剰になればアレルギー反応を引き起こします。私たちは生まれてくる時には、Th2細胞が優位の状態で生まれてきますが、その後、様々な細菌やウイルスに感染することでTh1細胞の数や機能が高まり、誕生時にはTh2に傾いていたバランスが変わっていく事で、免疫系の機能が高まっていきます。
ところが、生まれてからあまりに清潔な環境で過ごし、感染を受ける機会が少ないと、本来成熟するべきTh1細胞の反応が育っていかないために、この2種類のT細胞のバランスが取れず、Th2細胞優位の状態が続くので、アレルギーを発症しやすくなっている。というのが、この仮説です。この説を提唱したのは、イギリスのStrachanという研究者のグループで、彼らは1958年に英国で生まれた新生児約17,414人を対象に調査を行い、アレルギーの発症に何が影響を及ぼすかしました。その結果、兄や姉のいる子どもほど、統計学的に花粉症および1歳までの湿疹の2種類のアレルギーに罹りにくいことを発見しました。この結果を見て彼らは年長の兄弟がいる方が感染する機会が多いためにアレルギーになりにくいのでは?と、考え衛生状態が関与するこの仮説を「衛生仮説」と呼びました。その後、この仮説を支持するような他の研究結果も出てきて、この仮説の根本的な部分は支持されるようになりました。
ただし、現在では、単にTh1,Th2細胞だけがアレルギーのなりやすさに影響を与える訳ではないことが判っていますし、前述したディーゼル粒子の存在などの感染以外の他の種類の環境要因も影響していることも知られています。しかしながら、私たちを取り巻く外部環境の変化が様々な種類のアレルギー疾患を増加させる要因である事には間違いがないでしょう。

まだまだあるアレルギーを増加させるこんな種類の要因

◆ビタミンD不足でアレルギー

近年欧米でビタミンD不足とアレルギーの関係についての興味深い研究が有ります。ビタミンDは最近はホルモンとも呼ばれ、日光に当たることで体内で生合成される種類のビタミンです。また、キラーT細胞にあるレセプターと結合し免疫系の働きを活性化する働きを持っています。富山大学附属病院の小児科のアレルギー外来ニュースによれば、ビタミンDとアレルギーの間に関係が有ると言われるようになったデータは、米国におけるアナフィラキシー用のアドレナリン自己注射器の人口当たりの処方率が北部の方が多いという事実からでした。続いて、妊娠中にビタミンD 摂取が少なかったお母さんから生まれた子どもでは、5歳の時点で喘息やアレルギー性鼻炎などの種類のアレルギーに罹患している割合が多かったとの報告があります。さらに、喘息児のなかでも血中のビタミン D 濃度が低かった児の方が、喘息がより重症であったという報告も出ています。

◆多くの種類の加工食品に使われる遺伝子組み換え食品

日本で栽培や流通が許可されている遺伝子組み換え作物にも様々な種類が有ります。その中でも「スターリンク」という名前の害虫に強いトウモロコシのを聞いたことがありますか? この「スターリンク」には土中の細菌の一種のBT菌の毒素産出遺伝子が用いられています。この遺伝子がつくり出す殺虫タンパクには、「Cry9C」という他の殺虫性作物にはないタンパク質が含まれます。
BT毒素は、通常は自然に摂取する事のない種類のタンパク質ですが、殺虫タンパクの「Cry9C」は、酸や酵素であまり分解されず、熱に強く安定性が高いため、アレルゲンとして作用してしまうとされています。
その為EPA(アメリカ環境保護局)は、スターリンクを食べさせたネズミが、心臓の表面の出血、脂肪組織の縮小の異常、体重が増加しない、脱毛、活動の低下などを起こしており、安全とはいえないと結論づけています。また、FDA(アメリカ食品医薬品局)は、44人がコーンチップでアレルギーとみられる不調を訴えた事例を報告しています。
現在はこのような報告をもとに、EPA(アメリカ環境保護局)は、「Cry9C」がアレルギーを引き起こす可能性が高いとして、食品として承認していませんが、遺伝子組み換えされた作物の中には「スターリンク」の例のように実際にアレルギー誘発性が高い危険な種類のものもあるのです。
現在は東京都健康安全研究センター食品化学部の平成25年度の報告書によれば、都内の食品製造施設や、スーパー、デパート等では、安全性が未審査であり、国内での流通は認められていないスターリンクをはじめとした種類の遺伝子組換え食品の遺伝子は検出されなかったとされていますが、日本では流通の認められいないアレルギー誘発性の高い種類の遺伝子組み換え作物が、過去流通していたという事実は私たち消費者もアレルギーを誘発したり悪化させない為にも覚えておきたいですね。

◆その他の種類のアレルギー誘発因子

前述したように、農薬やPM2.5などのディーゼル粒子等の環境に存在する有害化学物質はアレルギーの誘発や悪化に深く関わっています。しかしそれ以外にも、私たちが摂取する加工食品には様々な種類の有害化学物質が含まれています。
・有機水銀などの有害重金属
・ダイオキシンなどのホルモンかく乱物質
・多量摂取でアレルギー反応悪化する植物エストロゲン
・じんましんなどを誘発する酸化防止剤、人工甘味料など
・アレルギー反応を悪化させる人工着色料、防腐剤、香料など
・交感神経を緊張させるカフェインなど
・中国料理症候群として知られるグルタミンソーダ
・油脂のバランスが崩れること
・食品に残留した農薬
・リーキーガットを引き起こすと言われている様々な種類の因子
・腸内細菌のバランスを乱す薬の多用
・ワクチン
・ストレス
・水道水に含まれる重金属塩素等の有害化学物質
・アルコール
・運動不足
・睡眠不足
・食事のバランスの乱れ
・ビタミンやミネラル不足
・・・etc
こうして少し考えただけでも本当に現代社会にはアレルギーを誘発する様々な種類の有害化学物質にあふれています。

まとめ

70年の歴史を持ち癌や慢性疾患になっても食事やデトックスで治療することを提唱した、ゲルソン療法の考案者のマックス・ゲルソン博士は、「死の病と呼ばれる癌であっても、自然界全体に通じる法則をあなたが学び、理解すれば予防することも、治すことも出来きるでしょう。」と言っています。ゲルソン療法では病気の原因は「毒と欠乏」で、その状態が続くと血液が汚れ「毒血症」になりそれが様々な疾患の原因になると言っています。現代医学は様々な種類の病名を用意しその原因となる有害微生物を特定し、疾患別の対症療法をしていますが、ゲルソン療法の考え方は実にシンプルで、私たちは「毒血症」を解決することで、健康になれると言っています。
勿論色々な種類のアレルギー疾患の解決法もゲルソン博士の言葉の中にヒントが有ると思います。結局アレルギー疾患も私たちが自然を破壊し環境を汚し、不自然な加工品を食べ自然から離れることでストレスまみれの生活をする事で起きてきた現代病と言えるのではないでしょうか?そうであれば様々な種類のアレルギーの解決策が提唱されていますが、それを選択するヒントは「自然に近い生活を取り戻す!」ここにつきるとは思いませんか?私たちのお手本は「野生動物や自然」です。ここの軸をブラさない限り様々な種類の情報に惑わされず、きっと健康で楽しく幸せな毎日が送れると同時に私たちの母である「地球」も癒すことが出来るのではないでしょうか?

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