腸内細菌→鉄分過剰→瀉血(今日の話の流れ)

こんにちは♪

夏休みが終了して、さらに1ヶ月が経ちブログの記事の更新がストップして2ヶ月が経ってしまいました〜

時間ってあっという間に経ちますね〜
少し自分の新しい取り組みも落ち着いてきたので、ボチボチブログなどの情報発信も再開して行きたいと思っています。

さて、今日のご紹介は尊敬するMichel Greger博士の動画から、「体内微生物のお話し」です💕

 

編集前録

以前あるグループの分子整合医学のセミナーによく通っていました。そのグループでは、ビタミンやミネラルは厚生労働省が出している摂取基準では格段に不足しているから、過剰摂取しないといけないという考えの元指導に取り組まれていました。

特に女性の場合鉄分は多ければ多いほど健康効果が高いので、過剰摂取が推奨されていました。

しかしながら、こちらの動画の情報にありますように、鉄分も至適濃度というものがあり、過剰摂取では腸内細菌のバランスを崩し悪玉菌を増やし腸の炎症の原因になったり、酸化ストレスの原因になりハイドロキシラジカルを発生し細胞の膜やたんぱく質を傷つける事が知られています。

ですので、C型肝炎などではそれを防止するために肝臓に溜まった貯蔵鉄を低減させる瀉血療法などが保険適用されています。
瀉血なんて聞くとひと昔前のオカルト医療みたいに思える方もいるかもしれませんが、そうではないのです♪

鉄の過剰摂取の細胞障害や、C型肝炎の瀉血療法については日本消化器学会のHPに詳しく掲載されています。

鉄は弱っている肝臓には毒である(日本消化器学会)

何事も過ぎたるは及ばざる如しですね〜♪

 

「体内微生物のお話し💕」翻訳スクリプト

最近遺伝子は私たちの健康や病気を決定づける全ての要素ではなく、環境的な因子がとても重要な働きをしている事が、2つの生物学の革新のおかげで分かって来ました。

一つはエピジェネティックスで、生活習慣や食事が遺伝子のスイッチをON/OFFにする事が明らかになりました。もう一つは腸内細菌の変化が人間の生理に大きな影響を及ばしている事が分かって来た事です。

つい最近まで大腸の機能で重要なのは、排泄物の貯蔵と、水分の吸収だと考えられてきました。問題は、実験室では嫌気性の細菌の培養条件が再現できないので、そこに対する理解が欠如していたために、大腸の大事な機能もよくわかっていませんでした。

99%の細菌は標準的な実験室では培養できなかったので、今まで細菌の研究者たちもその真の姿を観察する事が出来ませんでした。研究できないものをどうやって研究するのでしょうか?

でも現在私たちは、素晴らしい遺伝子の技術を持っています。最初の細菌のDNAの塩基配列を解析するのに13年の年月が必要でした。でも今では同じ長さの塩基解析なら、ほんの2時間で終了します。

そこから、 我々は人間も微生物が寄せ集められた、1つの超個体であることが見えてきました。我々の体内には100兆個もの細菌が住んでいます。ある評論家に言わせれば、我々は全てバクテリアでできているとさえ言います。

私たちの体内には微生物の細胞と遺伝子の方が、私たち自身の細胞や遺伝子よりも多く存在しています。そして、ほとんどの微生物は腸の中に生息しています。

すべての動植物は微生物との共生関係を築いていますし、腸内細菌は忘れられた臓器とも言われています。免疫系の機能を向上させる働きを含めて、健康を増進するような影響を持つ微生物は、消化吸収を助け、ビタミンを合成し、病原菌の繁殖を抑制し、鼓腸を予防します。

一方悪玉菌は、腐敗したタンパク質から発がん物質毒物を生成し、それらは腸の機能に負担をかけ、炎症の原因になります。

研究者たちは腸内に生息する何千種もの細菌のうち、どの種が、
体力的に弱っている高齢者の腸内細菌は、高脂肪、繊維不足の流動食を摂取し家庭で介護を受けていると、だいたい似通ってきて、病的で老化を進めるような分布になっていきます。

我々の老化が進むと、腸内細菌のバランスは図4のようなになっていきます。もちろん微生物の分布図だけが全てではないし、その他、健康を左右する因子は複数あります。

世界中の双子を集めた実験で、糞便中の細菌は被験者の食習慣を変えて数日から数週間で変化していく事が明らかにされました。

健康的な食事が健康に影響を及ぼすというのは、医学の古くからある考え方です。しかしながら、個々の食事が腸内細菌に影響し、それが特定に疾患に影響を与えている事については、つい最近になって明らかにされてきた人間の生理です。

例えば、ピザ一切れに含まれる乳脂肪が及ぼす腸内細菌への影響です。乳脂肪は胆汁と混ざり合って、細菌の栄養になり硫化水素ガスを発生させます。実験では硫化水素のガスは、過敏性大腸炎と関連性がある事が分かっています。一方食物繊維は善玉菌を増やし大腸の炎症を減少させます。

卵やシーフード、鶏肉に含まれるコリンは、赤みの肉に含まれるカルニチン同様、トリメチルアミン酸化化合物を生成し、心疾患や脂肪肝などの疾患に影響を及ぼします。
また鉄分過剰は善玉菌を抑制し炎症の原因になります。

朗報としては、毒性がなく人間の生理に合った食事は腸内細菌叢や代謝を整えるので、腸や全身の疾患を改善するための自然療法の一つです。

(翻訳終了)

 

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