虫歯と不正歯列の原因は食生活の近代化

おはようございます

ここ千葉県では台風の影響で今朝は学校が休みになるのではないかと、学校でも言われてきたので、子供たちが淡い期待をしていましたが、残念ながら良い天気です。

さて、昨日は幕張のグリーンホテルで行われた食養生フォーラムに出席してきました。食生活に関する人々の関心はとても高くみなさん熱心に話を聞いていらしゃいました。ただ、この会合では玄米が主役かな?という所があって人間の本来の食性が果物食、葉食生と考える自分には少し物足りなかったのですが。

でも、食生活が重要だと気付くことは間違いなく健康へとつながる道であろうから、そう言った意味ではこういったフォーラムが行われることは素晴らしいことだと思いました。

さて、今日は栄養学における先駆者のWAプライス博士の本を兵庫県歯科医師会のHPで紹介していたので、ご紹介したいと思います。簡単に言ってしまえば、虫歯や不正歯列の原因はアフリカやオーストラリア、南米など世界各地の土着民が今まで健康で虫歯や不正歯列の無い口腔内をしていたのに、西洋文化が入り、「貿易食(加工食品や近代農法によって生産された作物)」を食べるようになった人たちの身体はボロボロに退化していった。という話です。

以前のブログに取り上げたように個人的には人間の本来の食性は果物食、葉食性だと思っているので、原住民の中にはその土地の特性にあう食文化で肉食をしている地域の部族も出てきます。だから私はこの本の全てを支持しているわけではなですが、個々の食事の内容の詳細よりも、もう少し俯瞰力を使って物事を見ていくと、人工的に生産されたものを食べるよりも自然に近い食べ物を食べるほうがより健康でいられるという大きな観点からは、大いに賛成できる資料なのでここでご紹介したいと思います。

(転載開始)

日本語訳『食生活と身体の退化 未開人の食事と近代食・その影響の比較研究』W.A. プライス著、片山恒夫訳。豊歯会刊行部。1978年。

健康な身体と精神を築くためには何が必要か。W.A.プライス博士はそれを明確に示している。1930年代初頭、近代人に広まる虫歯と身体の退化に心を痛めた博士と夫人はアフリカから南米、オーストラリア、ポリネシア、欧州、北部カナダの奥地まで、隔離された未開人社会における食習慣と健康状況を調査しながら世界中を旅して回った。当時は近代文明の影響を受けない社会がまだ存在していた。

プライス博士は「部族の伝統に従って生活し、白人の影響を受けていない」人々を探し求めて、世界各地の辺境の地を訪れている。


W. A. プライス博士

人種や民族、食習慣、気候に関係なく、どこに行ってもそれぞれの伝統的な食生活を守っていた人々は「すばらしく健康」だった。物理的に身体が健康であり、虫歯も関節炎も結核も退化性疾患もないばかりでなく、人々は朗らかでたくましく、幸せだった。

ところが同じ部族や家族でも、港や都市に出て「白人の店」から入手した「貿易食(加工食品や近代農法によって生産された作物)」を食べていた人たちの身体はボロボロに退化していた。

近代的な食生活を始めるとすぐ後に生まれた第一世代においてさえ顔の形が変わり健康と免疫力を失っていることをプライス博士は目撃している。

プライス博士はすぐれた科学者であり慎重な調査員であったため、数千枚の写真と膨大な量の情報を収集している。これらのデータは議論の余地を残していない。私たちは皆、近代食によって身体が退化してしまった犠牲者だ。しかし幸い、博士は損なわれた健康を取り戻すにはどうしたらよいかも教えてくれている。

プライス博士の著書『食生活と身体の退化』は、興味深くユーモアあふれる旅行記でありながら、食事と健康の仕組みを根本から理解するための必読書だ。日本では1978年に片山恒夫先生による邦訳が出版されている。プライス博士は「健康のチャールズ・ダーウィン」といえるだろう。

(転載終了)

こちらは兵庫県歯科医師会のHPより

食物と健康

現代の私たちのまわりには食物が豊富にあります。これはいったい幸せなことなのか、不幸なことなのか、と考えたこ とがあるでしょうか。「ない」より「ある」はうがいいにきまっていますが、ありあまるほどあって、しかもどんな種類のものでも手軽に入手できる、貪欲に美味を求めて、どんどん手を加えていく、そしていわゆる文明食をつくりあげました。

この文明食が、はたして人間をより健康に幸せにしたかどうか。その文明食が、もしも私たちの心身を退化させているとしたならば・・・・・。  食物は、生命と健康維持の根本という原点にかえって、食物と健康について考えてみましょう。

文明食が虫歯の原因


 

ここに一冊の本があります。「食生活と身体の退化-未開人の食事と近代食その影響の比較研究」。この本はアメリカの歯科医、ウエストン・A・プライス博士の著で、日本の歯科医、片山恒夫氏がほん訳したもの。(初版は1939年ですが、1945年に増版改訂され、1977年には9版が出版されています。日本語出版は1978年) 

この本には、プライス博士が十数年にわたって、世界各地の未開種族を訪ね、近代文明に接していない種族と、近代文明に接した種族の心身の健康状態の変化を、百数十枚の写真で実例を示しています。 つまり、近代文明社会と隔絶した僻地で大自然の法則にしたがって生活している種族は、ムシ歯もなく心身ともに健康であり、同じ種族でも近代文明と接触しはじめると、急速に心身の健康が侵されている現状を報告しています。そのいくつかの例を、日本での出版権者の諒解を得て、紹介してみましょう。

同じ種族で近代文明と接触した人々としなかった人々との比較

 

アラスカのエスキモー 近代文明とほとんど接触していない人たちで、その土地の産物を常食している種族は、0.09%~0.22%しかムシ歯になっていないが、土地の産物と近代的な保存食を併用している地域の人は12~13%がムシ歯になっており、主に輸入食品(近代食)に頼っている人たちは33~41%がムシ歯になっています。
北米の森に住むインディアン 0ないし0.16%のムシ歯しかなく、文明と接触している別の集団では、ムシ歯は40%にも達しています
メラネシアのニューカレドニア島 原地食だけで生活している人のムシ歯は0.14%にすぎないのが、輸入食品を利用している集団では26%に達しています。
アフリカのスーダンのテラケカ族 一本のムシ歯もないが、スーダンでも近代化した地域の原地人は44.2%の人がムシ歯もち。

 

       
原地食で、顔立ちも歯もよい健康そのものの
ポリネシアの女性
近代生活を送るタヒチ人は、ひどいムシ歯
になっている。

 

       
近代食を摂り始めてから生まれた最初の世代でも、下顎の縮小化、著しく細長い顔などの奇形があらわれている。 ペルーのインディアンの親子。父親は正常だが、子どもは顔形も歯列弓にもひずみがあらわれている。

 

ムシ歯をほとんどもたないグループとムシ歯の多いグループを分けた最大の要因が、私たちが日ごろ馴れ親しんでいる近代文明食です。

プライス博士は「生命があらゆる面で十全であるためには、母なる大自然に従って生きなければならない」といっています。そして未開種族の人々がもつ聡明なる生活の知恵に学ぶところが多い ことを、いろいろな例で示してくれています。
近代社会との接触が少い、という理由で、彼らを「未開人」という呼びかたはいささか抵抗を感 じざるを得ません。彼らは、私たちの祖先ももっていたであろう生活文化を、忠実に継承している人たちであって、近代人こそ、祖先が蓄積してきた貴重な知恵を、いつの時代にか、あっさり捨て去ってしまった不明の償いを、今迫まられています。

心身ともにすばらしく健康な未開種族の人たちは、いったいどのような食生活をしているのでしょうか。 

心身ともにすばらしく健康な未開種族の人たちの食生活

 

スイスの高地に住む人たち 葉緑素を多く含んだ牧草で育った乳牛からとったミルクやチーズなどの酪産物と、全粒ライ麦のパンが主な食品で、夏に少々の野菜をとる程度。ミルクやライ麦パンにはミネラルとビタミン類が豊富に含まれています。
アラスカのエスキモー 食事の大半は、鮭と海に棲む大型動物(アザラシ・クジラなど)の肉や内臓・組織・油など。それに海草や水辺の草木類やこけももなどの果物がごく少々。しかし成長期の子どもや妊婦には、滋養に富んだ魚卵が与えられます。
カナダのロッキー山中に住むインディアン はつかねずみやアメリカトナカイなどの野生動物が主な食料で、肉、内臓、骨、髄まで利用。夏に少々の植物をとる程度。
オーストラリア北部の原地人 大部分は付近の海でとれる魚貝類に依存し、その他にはタロイモ、ココナツなどが主な栄養源。 内陸部の原地人は、野生の鳥と野生の植物や果物を常食しています。
アフリカの原地人 甘藷、豆類と数種の穀類、それに川や湖でとれる魚、山羊・牛などの家畜、あるいは野生動物を食料としています。

食物の共通点

その土地でできるもの(動・植物とも)。

非常に効率よく徹底して食用に利用していること(動物なら、肉、皮、内臓、骨髄まで利用)。

数は少いが成分に富んだ食物を知っていて、それを得るために大変な努力をしている。

栄養的にはビタミン類、ミネラル類が豊富に含まれていること。白人の文明食と比べると、カ ルシウムや燐は数倍、鉄分・マグネシウムは数倍から数十倍、脂溶性ビタミンは十倍、水溶性ビタミンは数倍も多く含まれています。

動物性食品、植物性食品を適度にとっていること。菜食だけの種族はなく、動物性食品に偏っている種族は、生血でビタミンCを補給。

 

未開人の食物

未開人の食物は、必要以上の加工や合成物を添加したりすることのない、いわゆる自然食ですが、それに比べて、文明食は、精白パン、精白米、砂糖、甘味食品、缶詰食品などのように、おいしく、甘く、やわらかく、見た目にも美しく、輸送や保存しやすく、さまざまに手を加えられています。加工段階で、例えば、小麦を精白することによって、ビタミンBやEをたっぷりもつ胚芽を捨ててしまい、米も精白によって貴重な胚牙を捨ててしまっています。魚類や動物も加工や保存がむつかしいという理由で、栄養に豊んだ内臓や骨などは捨てられています。食物として重要な栄養の点から見ればたいへん不合理であり、かつもったいないことです。 

文明食が生まれた理由

人口がふえれば自然の産物だけで人々を養うことはできません。植物栽培や動物飼育をできるだけ短期間に多く生産する方法が考えられ、肥料や飼料にも意識的な加工や合成が行なわれます。その結果が、ビタミンやミネラルの少ない野菜やミルクや肉となっています。また、人口が都市に集中し、生産地と消費地が離れれば、輸送と貯蔵のために、荷の形態や保存の工夫が必要となってき ます。それが長期保存に耐える缶詰などの加工食品となっています

今私たちがやらなければいけない事

空気、水、食物を汚染する産業排出物の量を、国や地方公共団体の手で早急に減少させること。

安全性の試験をしていない食品添加物の使用を直ちに禁止すること。無害と認定されても、食品添加物の品目数を最小限度におさえること。

緊急の時以外は、全く無害と判明していなければ、長期間効力をもつ殺虫剤や除草剤の使用は漸次やめていくこと。

食品、水、空気、殺虫剤、薬など身体にふれるものに含まれる石油化学物質は、なるべくふれないことが最善である。

都市の有機性廃棄物はすべて堆肥として再利用すること。つまり、地味の涸渇してしまった土地を改良するために、有機物、ミネラル、微量元素を復活させ、逆に水や食料を汚すチッ素含有量の多い人工肥料の使用を減らすこと。

量より質に重点を置いて食料を生産すること。カロリーが高く基本栄養素の少ない食品よりも高たんぱく、高ビタミン、高ミネラルの食品のほうが、われわれの生存にとって重要なのである。

誰にでも簡単にできる方法で、
六カ月もすれば効果が歴然とあらわれる食生活。

あらゆる形態の砂糖の消費を最少限に減らす。

精白パンを食べないこと。化学防腐剤が入っていない挽きたての小麦粉からつくった全粒パンを食べること。精白米のかわりに玄米を食べること。このように食品の製造法や食習慣をわずか変えるだけで、良質のたんぱく質、ビタミンB複合体、ミネラル、ビタミンEなどを、より多く摂ることができる。

手に入るならば新鮮な果物、野菜、殺虫剤を使わないで豊かな土壌で栽培された緑黄野菜だけを食べること。ふつうの果物、野菜は殺虫剤が残留していることもあるので、よく洗い、皮をむく。冷凍や缶詰の野菜や果物は、滋養はあっても、あまり好ましくない。

もやしなどの種子類は、望ましい栄養素を含んでいる上に、ほとんど汚染されていない。家庭でも発芽させることができる。60%以上の食物は、生のまま食べることが理にかなっている。

市販されているポテトチップスのような油で揚げたもので古くなったものや、こしのない食用油は避けること。

農薬のかかってないビートの葉、かぶらの葉、ほうれん草、たんぽぽの葉、乾燥野莱、とうもろこしのジュースなどのアルカリ性成分を含む食物を毎日2回食べることが、身体をアルカリ性に保ち、肉、パン、卵などの滋養に富んだ酸性食品を中性化するのに重要である。弱アルカリ性の適切な食事は、健康によくムシ歯予防にも最高に役立つ。  

(転載終了)

このプライス博士の著書は初版は1939年にこの世に出されました。奇しくも同年にJ.Fヴォルカーのフッ素を応用するとフルオール化(歯質強化)が起こるのではないかという(電子顕微鏡技術が発達した現在はその研究は否定されています。)論文が発表されています。その推測に基づく科学的根拠の疑わしい論文は、その後長年に渡って猛毒であるフッ素が人々に使われる根拠となってきました。しかし一方このプライス博士の研究は全く無視されたのです。私はそこに商業的な意図を感じます。(もっと言えば人口削減したいとか、人々をコントロールしたいという陰謀を感じるのですが・・)

商業界からすれば、人々が自然な伝統食へ回帰するのでは、ビジネスチャンスが生まれないのです。一方フッ素を広めることで、産業廃棄物でもう一度儲けることができます。本来なら廃棄処理にお金の掛かる産業廃棄物を水道水や歯磨き粉の中に入れているのですから。

全くとんでもない話です。私は早く多くの方がこの事に気付いて自分の健康や歯を守っていけるようになればいいなと思います。そうすれば、歯医者なんていう職業はこの世にはいらなくなるのです。虫歯も歯周病も不正歯列も存在しないのですから。でも私はそれでいいと思っています。だって、コンビニよりも歯医者が多く乱立するこの世の中なんて異常ですから・・

良かったら食生活を改善してください。それが、根本的な虫歯治療であり、歯列不正の治療です。それができれば、不必要な医療費はかかりません。

 

 

 

 

 

 

 


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