輸血を避ける薬で一生輸血が必要に?(ミイラ取りがミイラって訳?)

今日は♪

子供の頃、テレビでエホバの証人の信者が宗教的な理由で手術時に輸血を拒否して、子供が出血死した等と言う報道を見て、命を救う方法が有るのにそれを放棄して子供を死なせるとはとんでもない親だ!等と勝手に憤っていた事が記憶に残っています。でも、最近は実はそれは事実では無く、輸血をした方が致死率が高い等と言う研究結果も出ています。

こちらは、はとの巣さんの所にご紹介があった動画ですが、輸血のリスクを説明しています。輸血は、管理的な手違いで致命的な溶血反応を生じるリスク、HIV、肝炎ウィルス、寄生虫への感染リスク等があり、出来れば避けたほうが良いと動画では推奨しています。そしてその代替療法として、術前にエリスロポエチンというホルモンを使って赤血球をあらかじめ増やしておいて、輸血なしで出血のリスクの備えようという考え方の治療方法を紹介しています。

はとの巣さんのブログhttp://ameblo.jp/guitar-virtuoso/entry-11654418377.htmlに紹介があった輸血の危険性についての動画です。

13:40秒くらいから、新しい遺伝子組み換え増血剤のエリスロポエチンについての説明があります。

(今日の記事はこちらのサイトを参考にしました。)
http://www.noblood.org/content/erythropoietin_-28epo-29-179#.Um76W76ChMs

この輸血に変わる代替療法のエリスロポエチンというホルモンのホルモンの働きを図式で言うとこんな感じです。

 
 

つまり酸素を運搬する赤血球の数が減少すると、貧血になり酸素濃度が低くなる。すると腎臓で作られるホルモンのエリスロポエチンが放出される。そうすると骨髄の中の幹細胞が赤血球を増産する様になるという仕組みが体には備わっています。そこでこの増血剤を使って、術前に赤血球数を増加させておけば、手術時の出血に備えることが出来るという訳です。

が、しかし私はこの動画の中でこの増血剤のエリスロポエチンが遺伝子組み換え技術を使っていると、聞いて、輸血よりもリスクがない画期的な方法だと謳っているけど本当かな?と思い少し調べてみましたら、案の定とても怖いリスクが隠されていました。

現在臨床で使われているエリスロポエチンは1980年に遺伝子組み換え技術を使って人工的に合成されたものです。この薬剤には、ポエチンα、ポエチンβ、ポエチンω、ポエチンδ、ダーべポエチンαの5つのタイプがあります。

エリスロポエチンは他にも次の様な疾患の治療に使われています。

・腎疾患の患者さん
・AIDSの患者さん
・赤血球の増血剤:手術をする患者さんの増血
・急性の手術時
・抗がん剤の副作用で貧血があるときの増血剤
・輸血の代替療法として
・赤血球の増血に加えて、血小板や白血球の増血作用もある。
・心臓の疾患、神経の疾患、やけどの患者にも使われる。

このように結構広く使われいる薬剤ですが、次の様な副作用があります。

・高血圧症の患者でさらに血圧が上昇する事があり、慢性の腎疾患を抱える患者の20~30%で、エリスロポリチンの静脈注射を受けると、血圧が上昇してしまうことが分かっています。。(だからエリスロポリチンは降圧剤と一緒の使うといいそうです。)
・エリスロポリリンは急激なヘマとクリットの上昇をきたすので、血栓を引き起こす危険性があります。
・最近エプレックス®は赤血球糸無形成と関連がある事がわかっていて、希ではありますが、永久的な輸血が必要になる可能性があります。
・起こりうる軽微な副作用としては、下痢、めまい、頭痛、かゆみ、筋肉痛、吐き気、注射部の痛み、疲労、嘔吐等があります。
・2007年の1月29日に発表されたアムジェン研究の結果によると、がん患者で貧血がある患者にAranesp®を使ったところ致死率が上昇した。
・FDAはアラネスプ、エポゲン、プロクリット等の積極的な使用に関しての警告はブラックボックスだとしています。http://www.medpagetoday.com/ProductAlert/Prescriptions/tb/5231

副作用に関する赤字の部分ですが、驚くべきことにこのような増血剤を使うことで、永久的に輸血をしなくてはいけない体になってしまうという副作用があるそうです。元々手術時の輸血を避けたくて使う薬にこんな副作用があるなんて、余りにも可笑しいたら程がある~!
輸血を避けようと思ってこの増血剤を使ったら、一生輸血しなきゃいられない体になっちゃうなんて・・

因みにこのエプレックス®の主成分はエポエチンαで、別の商品名のものになりますが、添付書類にはこんな副作用のオンパレード!

癌患者がこの薬を併用すると、ガンが進行しちゃいますよ。それから命が縮んで、死んじゃうかもしれないそうですよ。みなさん気をつけましょう!

「え!この嘘つきだって?」いえいえ嘘じゃないですよ。ちゃんと添付書類に書いてありますからね。よっぽど私って信用ないんだね!でもそう言われちゃったらお手上げよ~
ミイラ取りがミイラになっちゃうよ!

http://www.e-pharma.jp/dirbook/contents/data/prt/3999427G2025.html

副作用等
1. ショック、アナフィラキシー様症状、蕁麻疹、呼吸困難、口唇浮腫、咽頭浮腫、心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞、抗エリスロポエチン抗体産生、赤芽球癆、AST上昇、GOT上昇、ALT上昇、GPT上昇、γ-GTP上昇、肝機能障害、黄疸 記載場所: 重大な副作用
頻度: 頻度不明
2. 頭痛、意識障害、痙攣、高血圧性脳症、高血圧性脳出血 記載場所: 重大な副作用
頻度: 頻度不明
3. 血圧上昇 記載場所: その他の副作用
頻度: 5%以上
4. 心室性期外収縮、動悸、発疹、皮膚そう痒症、皮膚剥脱、AST上昇、GOT上昇、ALT上昇、GPT上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、便秘、下痢、頭痛、しびれ、眩暈、熱感、倦怠感、筋肉痛、APTT延長、血中フィブリノゲン増加、ヘモグロビン増加、血小板数減少、網状赤血球数増多、白血球数減少、白血球数増多、好酸球増多、血小板数増多、鼻咽頭炎、尿酸上昇 記載場所: その他の副作用
頻度: 5%未満
5. 高血圧性脳症、血圧上昇、抗エリスロポエチン抗体産生、赤芽球癆、高カリウム血症、出生仔低体重、出生仔発育遅延、未熟児網膜症、死亡、心血管系障害、脳卒中、生存期間短縮、腫瘍進展、腫瘍局所再発、血栓塞栓症 記載場所: 使用上の注意
頻度: 頻度不明
6. 血圧上昇、高血圧性脳症 記載場所: 使用上の注意
頻度: 頻度不明
7. 血圧上昇 記載場所: 使用上の注意
頻度: 頻度不明

(一部引用終了)

それでは良い午後をお過ごし下さいませ♪

 

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