遺伝子組み換えユーカリ樹木と健康被害

こんにちは

先日遺伝子組み換え樹木の動画をご紹介しましたが、遺伝子組み換え樹木のユーカリがブラジル、南アフリカ、インドネシア、中国等で試験栽培されて5年以上経っているようです。遺伝子組み換えのユーカリの木は従来の木の成長速度よりも40%増しで成長するようです。また、遺伝子組み換えユーカリの樹木は真菌の感染症のクリプトコッカス症の原因となる、クリプトコッカス・ネオフォルマンス・ガッティに感染しやすくなり、人への健康被害も懸念されていて、実際に太平洋岸北西部では多数の症例が発生し死者も出ているそうです。
こんなターミネーター樹木の森じゃ昆虫も鳥も人間も誰も生きていくことは出来ないのに・・・
どうしてこんな事するんでしょうか?私たちが無関心でいる間にパンドラの箱は開けられてしまったんですね。

植林してから、5年半経過した実際の遺伝子組み換えのユーカリ樹木の試験栽培場です。

モンサントとアーボゲン社が彼らの敷地に遺伝子組み換え樹木と芝生を栽培しています
GM樹木の試験栽培、米国が認可へ

 ArborGen社が申請していたGM樹木の試験栽培が、米国農務省の動植物検疫局(APHIS)によって認可された。GM樹木は世界の多くの国で栽培を禁じられており、研究者らも広範囲に花粉の飛散などが起きると指摘している。試験は、米国内7つの州の28カ所、300エーカーに26万本のGMユーカリが植樹される。ArborGen社は、多国籍企業のインターナショナル・ペーパ社、メッドウェストバコ社、ルビコン・オブ・ニュージーランド社が共同で設立した企業である。〔The New York Times 2010/5/12〕


我々の食糧のコントロールだけでは飽き足らずにモンサントとその開発会社のアーボゲン社は遺伝子組み換え樹木と芝生を栽培しています。科学者と活動家たちの反対の声にも関らずに米国農務省はその懸念の声には耳を貸さず、モンサントの計画を支援し扇動してしています。

じきにあなたの近くの森や土地にフランケン樹木と芝がやってきます

ここ数年、モンサントとアボーゲンはモンサントの除草剤のラウンドアップに耐性のある樹木も含め、建築業界と製紙業界にアピールしながら低リグニン(リグニンは木材に強度と剛性を与えます)の遺伝子組み換え樹木の開発をしてきています。そしてそのターミネーター樹木は種を付けることは有りません。世界で最初に遺伝子組み換え樹木が商業目的で栽培されているハワイでは遺伝子組み換えパパイヤの汚染が既に問題になっています。

現在の所遺伝子組み換えのユーカリの木が試験段階に有り、それに対する未解決で十分調査されていない多数の懸念が有ります。

例えば、

「クリプトコッカス・ネオフォルマンス・ガッティ」はユーカリ種族に寄生する病原酵母菌ですが、
それは人の全身性の菌類の感染の原因になって、細菌性の髄膜炎や死亡を招くことがあります。
遺伝子組み換えのユーカリの木の中のCーリピート・バインディング・ファクター(CBF)遺伝子は、発育不全とじゃがいもの生産と関連しています。CBF組み換え遺伝子は非常に沢山の影響を及ぼしますが、組換された樹木の核酸や、タンパク質や意図されない代謝物のいずれの生産物にも調査上はその表現形としては現れていませんでした。

遺伝子組み換え樹木が作られる過程でアグロバクテリウム・ベクターなどの導入遺伝子が使われますが、それらは宿主の範囲を他の種にまで拡大し植物の傷などからそれらの産生するホルモンを通じて遺伝子を交換します。

MSVBCとPLoSパソジェンの報告によると、新種の致死性のある菌類、クリプトコッカス・ガッティは太平洋岸北西部従に致死性のある感染症として広がっています。その真菌はユーカリの樹木の中に生育していることが知られていて、その地方では220人が感染しそのうちの40人が死亡しました。低リグニンの遺伝子組み換えユーカリの樹木はより感染の影響を受けやすいことが懸念されています。

遺伝子組み換えのユーカリの樹木からの花粉はアーボゲンの試験場から殆どの2倍の距離まで飛んで行きます。遺伝子組み換え樹木の花粉は40km以上も移動できるのです。

モンサントが遺伝子組み換えユーカリ樹木の安全性検査を逃れるために用いてきた一つの手法は、遺伝子組み換えの構成要素の(全部ではないとしても)大半を「企業秘密」だと主張することでした。企業秘密に指定されると、遺伝子組み換えユーカリ樹木が環境および人間と動物の健康に及ぼす真の影響について第三者による評価を回避できます。

米国農務省は最近モンサントと彼らの顧客の芝種会社のスコットにラウンドアップ・レディ・スコット・ケンタッキー・牧草を取り締まらない事を決定し、とても大きなアドバンテージを渡しています。米国農務省は以前に技術評価センターから遺伝子組み換え牧草は環境に非常に悪い影響が有ると言う警告を受けていました。

ケンタッキー牧草の様な草は軽く簡単に花粉が飛散します。従ってこうした汚染がラウンドアップレディ・ベントグラス栽培が拡大しているオレゴンでは実際に広がっているのです。

それでグリホサート耐性の植物は、もっと毒性を強めて野生に広がっているのです。モンサントは農民の作物にモンサントの種の花粉が混ざっていると主張し特許の侵害をしたとして賠償金さえも要求しています。

惨事になる事は確実

十分な検査と見通しもなく遺伝子組み換えの牧草と樹木を簡単に承認すると、将来的な惨事を引き起こすことは確実です。他のモンサントの遺伝子組み換えの植物を見ても、一旦遺伝子組み換えの遺伝子がボトルから出されると、それを元に戻すことは殆ど不可能です。

参考サイト

http://globaljusticeecology.org/connections.php?ID=607
http://www.sourcewatch.org
http://www.allthingsnow.com
http://www.commondreams.org/newswire/2010/05/04-0

(翻訳終了)

参考までにクリプトコッカス症について転載
横浜市衛生研究所:クリプトコッカス症について http://p.tl/8O44

流行は?

 クリプトコッカス症(cryptococcosis)は、日本語ではクリプトコックス症と呼ばれることもあります。似た病名にクリプトスポリジウム症がありますが、クリプトスポリジウム症は、クリプトスポリジウムという病原体による感染症で、クリプトコッカス症とは違う病気です。「クリプト」という略称が主としてクリプトスポリジウム症に対して使われることがありますが、クリプトコッカス症とまぎらわしいので、「クリプト」という略称は使わない方が良いです。
 一般人口でのこのクリプトコッカス症(cryptococcosis)の患者発生は、10万人につき年間0.2-0.9人の患者発生です。エイズ患者では、年間の患者発生は、1000人につき2-4人と、クリプトコッカス症(cryptococcosis)の発生が多いです。クリプトコッカス症はエイズ患者では最初のエイズの症状となることもあり、また死因となることもあります。
 クリプトコッカス症は、免疫力・体力が落ちた人たちがかかりやすい日和見(ひよりみ)感染の一つとも考えられています(当・横浜市衛生研究所ホームページの「感染症情報」の「セラチア菌による日和見感染について」参照)。HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者、強力なステロイドの投与を受けている人、臓器移殖を受けた人、慢性白血病、リンパ腫、サルコイドーシス、ホジキン病、癌の患者などで見られることがあります。
 人以外の動物がクリプトコッカス症になることがあります。特にネコがクリプトコッカス症になることが知られています。ネコエイズやネコ白血病などで免疫力が低下したネコでよく見られます。人以外の動物のクリプトコッカス症は日和見(ひよりみ)感染が多いと考えられています。哺乳類、鳥類、爬虫類などで、かぜ様の症状、肺炎、脳炎、流産、子宮内膜炎、皮膚炎、乳房炎などを起こすことがあります。クリプトコッカス症になった動物・人から他の動物・人へのクリプトコッカス症の感染は起こりにくいと考えられています。また、鳥は病原体の Cryptococcus neoformans (クリプトコッカス-ネオフォルマンス)を運ぶことはあっても、鳥自身はクリプトコッカス症になりません。これは鳥の体温が高いために病原体の Cryptococcus neoformans (クリプトコッカス-ネオフォルマンス)の増殖が難しいことによるようです。

 クリプトコッカス症(cryptococcosis)の病原体については、 Cryptococcus neoformans (クリプトコッカス-ネオフォルマンス)と Cryptococcus gattii (クリプトコッカス-ガッティ)とがあります。エイズ患者のクリプトコッカス症(cryptococcosis)の病原体については、 Cryptococcus neoformans (クリプトコッカス-ネオフォルマンス)がほとんどです。もう一方の Cryptococcus gattii (クリプトコッカス-ガッティ)については熱帯・亜熱帯での患者発生が中心なのですが、1999年から、温帯のカナダ(ブリティッシュコロンビア州:カナダ西部の太平洋沿岸の州)・アメリカ合衆国の太平洋沿岸の北西部での患者発生が増えていて注目されています。気候の温暖化が関係しているのではとの見方もあります。カナダのブリティッシュコロンビア州では、 Cryptococcus gattii (クリプトコッカス-ガッティ)が多種の木々や土壌に存在し、水や空気からも検出されることがあります。気温が高くなると、カビ(真菌)の定着に対する木々の抵抗力が減じ、 Cryptococcus gattii (クリプトコッカス-ガッティ)が木々で増殖しやすくなります。そして、木々が切り倒されたりしたときなどに、 Cryptococcus gattii (クリプトコッカス-ガッティ)が飛散します。なお、1999年までの Cryptococcus gattii (クリプトコッカス-ガッティ)による患者発生の報告は、主に、オーストラリア・ニュージーランドや、アフリカ・アジア・南米などの熱帯・亜熱帯、米国では南カリフォルニアなどからのものでした。

(転載終了)

遺伝子組み換え樹木に関する参考サイト

遺伝子組換え樹木に関する欧米諸国の制度及び政策

http://www.maff.go.jp/primaff/koho/seika/project/pdf/gm1.pdf#search=’%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%B5%84%E3%81%BF%E6%8F%9B%E3%81%88++%E6%A8%B9%E6%9C%A8′

http://www.maff.go.jp/primaff/koho/seika/project/pdf/gm2.pdf#search=’GMO+%E6%A8%B9%E6%9C%A8′


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