鉄の蓄積はアルツハイマー等の疾病にリンク!(メルボルン大学の研究より)

こんばんは

健康的で免疫力を上げる食事ってなんだろうと、ここ最近ずっと考えています。
でも調べ始めるといままで健康に良いと思っていたことに、ことごとくNGが突き付けられます。
それで最近はちょっと食の安全や完全な食事なんて無いんじゃないか?と萎びかけてます。
それでも自分の体と血液データで試しながら、ぼちぼち検証しています。

さて分子整合栄養学(オーソモレキュラー療法)では、タンパク質やビタミン等の微量元素を病気にならない為に決められた基準に従って摂取するのでは不十分としています。
そしてより健康になるためには、食事のみでは不十分で、必要な栄養素はサプリメントを使わない限り補われることはないとセミナーで聞きました。

「でも、それって本当?」

じっとしていても分からないので、自分の体を使って検証してみました。
そのデータの内、今日は鉄分について話題にしてみます。

さて、鉄欠乏について判定する時の指標としては一般的には赤血球におけるヘモグロビン(血色素量)を使用します。しかしながら、オーソモレキュラー療法では潜在性鉄欠乏を判定するために血清鉄と血清フェリチンの値を同時にモニターするように推奨していました。

そこで鉄サプリを取ってモニターした管理人のデータを参照にしてみます。

                   ヘモグロビン   血清鉄   フェリチン    食事等条件        鉄サプリ
2011/06   13.9        88     26.8    高タンパク低糖質食    13.5mg/day
2011/09        14.0         71     26.0    高タンパク低糖質食          13.5              
2011/12   14.9        90        35.8    高タンパク低糖質食         13.5
2012/03        13.4                   72     31.9    普通食             なし
2012/05    14.3       155     30.5    プラントベースのホールフード    なし

結果はこんな感じでした。

2011/03~2011/12までは、動物性のタンパクも摂取しながらの、高タンパク低糖質食。
2011/12~2012/03までは、糖質制限は解除し、動物性のタンパク質も摂取しながらの、
ごく一般的な食事(つまりこだわりが無い)。
2012/03~2012/05までは、プラントベースのホールフード食。

このような食事の変化でコレステロールやHbAIcなど他の数値も、結構ストレートに影響が出てくるので、私たちの体って食べ物でできていてそこからの影響は甚大だなって実感します。

ただ、今日は鉄に限ってお話すれば、特筆すべきはへモグロピンや血清鉄の2012/03から2012/05にかけての変化です。
オーソモレキュラー療法のセミナーでは、鉄は動物性たんぱく質と結合しているヘム鉄じゃないと、吸収が良くなく、ほうれん草を1年間食べても絶対に血液検査の数値は上がらないと教わります。
しかしながら、血清鉄では72から155へと2倍以上に跳ね上がりました。
この時の約2.5か月間は動物性たんぱく質はほとんど摂取していません。
ただし、調理器具を鉄なべに変えたという経緯はありますが・・・。

いずれにしろ、私自身の身体は、吸収が悪いはずの無期鉄を吸収したわけです。
ですから「鉄分のサプリってなんだろう??」と考え込みました。
やっぱり、サプリメントの類も健康にいいという謳い文句で企業に踊らされているだけかも・・
そして、それを裏付けるようなこんな研究を目にしました。

掲載元
RSC advancing the chemical sciences
http://www.rsc.org/chemistryworld/News/2012/January/alzheimers-parkinsons-neurodegeneration-linked-iron.asp

「Iron accumulation linked to neurodegenerative diseases
30 January 2012」
というタイトルの研究です。
以下日本語訳
「鉄の蓄積は神経変性疾患に関与していた」
パーキンソンやアルツハイマーは脳内に鉄が蓄積されることによって引き起こされている可能性があることを、オーストラリアの研究グループが突き止めました。研究チームは遺伝子導入されたマウスで鉄のキレート剤が神経変性を予防することを発見しました。これらの発見は難病の治療に新たな道を開きました。
脳内でのタウタンパクのもつれが、アルツハイマーやパーキンソンなどの病気とかかわりがあると以前から知られています。それで、この分野ではこのもつれが病気の原因だという見解を取っていました。しかし、このもつれがこの難病で神経死を起こす唯一の原因だとする証拠はどこにもないと、メルボルン大学の研究者であるアッシュレー・ブッシュ博士は言っています。
遺伝子研究ではタウタンパクのもつれが、アルツハイマーはパーキンソンの原因とされてきましたが、本当のところ何が悪いのか分からないのです。
現在、ブッシュ博士と同僚はパーキンソン病に侵されている患者の脳組織には、低いレベルの溶解タウタンパクと高いレベルの鉄を含有することを発見しました。
タウタンパクの欠乏が脳内で鉄のレベルを上げ、神経変性の原因になっている可能性を示唆しているのです。
研究チームはタウタンパク遺伝子を持たないように遺伝子操作されたマウスで何が起こっているのか、テストしました。かれらは月齢12か月の迷路のテストで認知的障害が出ているマウスは、大脳皮質と黒質部分に重度の変性がある事を発見しました。ーこれらはアルツハイマーやパーキンソンで影響を受ける典型的な部位です。
そして更に、それらの部位に鉄の蓄積がある事を観察したのです。

研究チームは月例6.5か月のタウタンパク欠乏のマウスに毒性が無い鉄のキレート剤のクリオキノールを含んだ餌を与えました。チームは患部組織で鉄の蓄積が解消されて、認知障害や、退化病変からも回復したことを発見しました。それは鉄が神経変性の原因となることを示唆しています。
タウタンパク欠乏マウスを鉄のキレート剤が治療したことは単なる実験でなく、文字どおり、エキサイティングな出来事だとブッシュ博士は言います。
我々は、タウタンパク欠乏マウスをキレート剤のクリオキノールが治療したことに深く感銘を受けた。更なる実験で、タウタンパクの欠乏が鉄神経からの排出に関係するたんぱく質を減少させる事を突き止めました。

イギリスのロンドン大学の神経変性疾患の研究者であるパトリック・ルイスはこう述べます。「この研究は完全なタウタンパク欠乏症では神経変性を引き起こす。
また、鉄がその病理のプロセスに関与し、多くのパーキンソン病で、脳内へ鉄が蓄積することが、関与している事は実に興味深い。治療のアプローチとしてすべてのタイプのタウが、(例えば、免疫療法や抑制物質の産生物では効果よりも副作用が大きくなってしまう)ターゲットになり発展していく事でしょう。

いままで鉄は常に不足していて、有経の女性にとってっは補う必要のあるミネラルと理解していました。しかしながら、最近の研究ではアルツハイマーやパーキンソン病に関連している事が解ってきているのですね!
鉄のサプリを長期に渡り過剰摂取する事で、アルツハイマーになってしまう可能性がある事も否定できないです。また、鉄なべなどの調理器具も見直した方がいいかもしれませんね。
またしても、体に良かれと思っていたことが実は間違っている可能性が出てきました。
世の中不思議で分からないことだらけです!
真実はどこにあるのでしょうか?
食習慣に関しては、自分の身体に聞くのが良さそうかと思っていましたが、
でもアルツハイマーになるまでは鉄のサプリを取り続ける事は出来ませんね・・・。


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