ミステリー!9月のアレルギー原因の真犯人は?

子供たちの長い々夏休みも、もう間もなく終わりをつげ9月の新学期を迎えます。今年はお盆過ぎからめっきり涼しくなりました。最高気温も9月下旬並み、10月中旬並みまでしか上がらないなどという天気予報を聞くたびに、なんだかほっとして涼しい夜を楽しんでいます。もう完全に心の中では秋を迎えている今日この頃です。しかしながら、例年9月に入り虫の声を聞くようになると、季節の移ろいと共にアレルギーの原因になる植物たちの分布の様子も変わってきます。今日は9月以降に花粉症などのアレルギーの原因やその対処法について、ご一緒に考えてみましょう。

それからこの記事のタイトルにあるミステリーに期待して読んでくださった方は、記事後半の「食生活の改善と適正なビタミンDレベルはアレルギー改善の長期的な解決法」からお読み下さいませ。

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9月以降のアレルギー(花粉症)の原因は?

花粉症の患者数は?

わが国では1960年代には、ブタクサ花粉症、次いでスギ花粉症、イネ花粉症などの報告がされて以来、植物がアレルギーの原因になる花粉症の患者さんはわが国でも年々増加しています。ご存知の通り花粉症は花粉が原因になって引き起こされるアレルギー疾患で、最も多い花粉症は地域差は有りますが、春先に見られるスギ花粉が原因になったスギ花粉のアレルギーです。それでは、日本では花粉が原因になるアレルギーを有している人の数はどの位いるのでしょうか?環境省の「花粉症環境保健マニュアル2014」によれば、花粉症の患者数については以下の様な記載があります。

日本において花粉症を有する人の数は、正確なところは分かっていません。全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした2008年(1 月~4月)の鼻アレルギーの全国疫学調査があります。それによるとアレルギー 性鼻炎全体の有病率は39. 4%であり、花粉症全体の有病率は29. 8%、そし てスギ花粉症の有病率は26. 5%でした。同じような調査が1998年にも実施 されており、スギ花粉症の有病率は10年間でおよそ10%増加していました。

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統計からわかるように花粉症のアレルギーの原因の多くはスギ花粉では有りますが、その他の花粉が原因になるアレルギーも少数ですが有ります。例えば夏が終わり9月を迎えるころにアレルギーの原因になる植物はどんな植物が有るのでしょうか?

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9月以降にアレルギーの原因になる具体的な植物は?

環境省の「花粉症環境保健マニュアル2014」によれば、約60種類の花粉がアレルギーの原因になる花粉アレルギーが報告されているそうです。一般にもっとも多いのは、スギ花粉を原因とするスギ花粉症で、ヒノキ花粉もスギ花粉と抗原の共通性を持つために、スギ花粉症の原因となるそうです。樹 木の花粉では他にシラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ、ケヤキ、コナラ、 クヌギなどがあります。また、草本ではイネ科のカモガヤ、オオアワガエリなど の他に、キク科のブタクサ、オオブタクサ、ヨモギなどや、アサ科のカナムグラ などがあります。

それでは9月を迎えるこの季節にはどんな植物がアレルギーの原因となるのか、花粉カレンダーと分布図で具体的に見て見ましょう。

花粉カレンダー(花粉症環境保健マニュアル2014より)

以下の図をご覧ください。

花粉の飛散する時期は、地域によって多少違いがありますが、スギやヒ ノキは春が中心で、秋には少量の花粉が飛散。カモガヤやオ オアワガエリなどのイネ科の花粉は種類が多いために、春から初秋までの長い期 間飛散。またブタクサやヨモギなどのキク科とカナムグラは夏の終わりから秋 にかけて飛散。という事で、9月を迎える今からは、ブタクサやヨモギなどのキク科や、アサ科のカナムグラ等の植物が原因となるアレルギーに注意する必要が有りそうです。

(注:一番下からカナムグラ、ヨモギ草、ブタクサ草の3つが9月位に花粉飛散のピークを迎えます。)

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また以下の地域別の飛散分布図をご覧ください。9月以降のアレルギーの原因になる植物が、大体予想できると思います。皆様のそれぞれの地域に照らし合わせてご確認して頂ければと思います。ちなみに私が在住している千葉県あたりでは、9月以降にはやはりイネ科の植物やブタクサ、カナムグラの花粉が多く飛散し、アレルギーの原因になる事が確認できます。

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(提供:国立病院機構福岡病院 臨床研究部アレルギー科医長 岸川禮子氏他)

ここまで、9月以降にアレルギーの原因となる可能性が高い植物についてご紹介しました、次に花粉症のアレルギーが増加している要因と症状を悪化させている原因について考えてみましょう。

花粉症のアレルギーが増加している原因と症状を悪化させるもの

環境省の「花粉症環境保健マニュアル2014」によれば、花粉症のアレルギーが増加している原因として、以下の事が有ると指摘しています。

・飛散する花粉数の増加
・母乳から人工 栄養への切り替え
・食生活の変化
・腸内細菌の変化
・感染症の減少
・大気汚染や喫煙
・空気中の汚染物質
・ストレスの影響
・タバコ
・換気の悪い部屋でのストーブやガスレンジなどの燃焼による室内環境の 汚染
・春先の黄砂

9月以降の花粉症のアレルギーへの対処方法

9月以降のアレルギー原因花粉の被爆を減らす

・9月以降もなるべく合成繊維の服は避けて天然の綿素材などの服を着用しましょう。静電気が起こると、アレルギーの原因になる花粉を引き寄せてしまいます。

・もし9月以降に外で運動をするのなら、明け方か夕方など、アレルギーの原因になる花粉の飛散が少ない時間帯にしましょう。ただし、激しいトレーニングなどでは呼吸数が上がりアレルギーの原因となる花粉をより多く吸い込んでしまう危険性が有るので、出来れば室内で行いましょう。

・9月以降のアレルギーの原因になる花粉が気になる方は外出の際にはマスクや眼鏡を着用しましょう。マスクの着用で、吸い込む花粉はおよそ3分の1から6分の1に減少すると言われています。また、マスクの内側にガーゼを当てるインナーマスクで、更に花粉の除去が出来ます。また、眼鏡の着用で花粉は40%65%~もカット出来るそうです。

(環境省の「花粉症環境保健マニュアル2014」より)
インナーマスクの作成方法
材料:市販のガーゼと化粧用のコットン
① ガーゼを縦横10cm程度に切り、2枚用意
② 化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼでくるむ(インナーマスク)
③ 市販の不織布のマスクにもう1枚のガーゼを4つ折りにしてあてる
④ 鼻の下にガーゼでくるんだコットン(インナーマスク)を置く
⑤ ③のガーゼをあてたマスクを装着する
⑥ 息が苦しい場合にはコットンの厚さを半分にする

・9月以降のアレルギーの原因になる植物の花粉が気になる方は、窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入するので、窓を開ける幅を10cm程度にして、レースのカーテンをすると、室内への流入花粉をおよそ4分の1程度に減らすことが出来るそうです。

9月以降の花粉症アレルギー原因に対処するその他の方法

上記のように9月以降の花粉症が気になる方はアレルゲンを除去する方法を試してみてください。またその他にも食生活の見直し、腸内環境を整える、ビタミンDのレベルを適切に保つ事なども花粉症に対処する方法として有用です。

なぜなら、80%のアレルギーの原因をコントロールする免疫システムは腸にあると言われているので、全ての疾患からそもそも私たちを守るためには、腸管を健康に保ち免疫系のバランスを整える事が、不可欠な要素なのです。

アレルギーは私たちの免疫システムがアレルギーの原因になる抗原に対して過剰に働いているサインです。食事、腸内細菌、ビタミンDのレベルは免疫機能のバランスを保つためにとても重要です。

アレルギーの原因になる抗原に対して免疫系が、過剰に働く一つの原因として、リーキーガット症候群があります。これは日本語では腸管壁浸漏症候群と呼ばれますが、言葉通り腸管の細胞の配列をテニスのラケットのガットに例えて、細胞間の配列が炎症などによって乱れて、細胞間の隙間が大きくなり穴が開くと、そこから大型の未消化のたんぱく質が腸管から血液中に漏れ出てしまうという症状の事です。

リーキーガットを起こすと大型の未消化のたんぱく質がゴロゴロ出てきます。

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血液中に流入した小麦タンパクの結晶

この漏れ出た未消化のたんぱく質の結晶がアレルギーの原因になると言われていて、クローン病などの腸の炎症、大腸の潰瘍、セリアック病などの疾患とも関連性が有ると言われています。

一度腸管の粘膜の細胞の配列が乱れてしまうと、未消化のたんぱく質以外にもアレルギーの原因となる物質や毒物が腸管から漏れ出て、血液中に流入します。それが、炎症の原因になったり、免疫系に過剰な負担をかけるのです。

また口呼吸などがあると、鼻のフィルターと通らず直接口から腸管の中にアレルギーの原因となる花粉などの物質も入り込み、リーキーガットがあるとそれが血液中に移行しやすいので、更に花粉症などの症状を引き起こす原因にもなります。

ですので、口呼吸の習慣がある方は9月以降アレルギーの原因となる、ブタクサ草やヨモギ草などの花粉を吸いこまないためにも、口呼吸の習慣を見直しましょう。元々口呼吸の方はそこが改善できれば、マスクなんかいらないかもしれないですから・・。

食生活の改善はアレルギー改善の長期的な解決法

もうすでに9月以降の花粉がアレルギーの原因になって花粉症を引き起こすことが、明らかな場合には、今までお話ししたようにアレルギーの原因である花粉をなるべく避けるようにしていただいた方が良いと思いますが、それはあくまでも対処療法だとおもいます。

また、花粉症の治療薬として医療機関で処方されるのは、経口薬の抗ヒスタミン薬や抗ロイコロリエン薬、噴霧用の局所ステロイド薬の点鼻薬、抗ヒスタミン薬やステロイドの点眼薬、などが有りますが、環境省の「花粉症環境保健マニュアル2014」にも有りますように、いずれの薬物も花粉症の症状を完全に抑えることは出来ません。また、ステロイド点眼薬は緑内障を悪化させるなどの副作用が有るので、使用の際には慎重を期した方が良いと思われます。

そうなると、長期的には食事で、リーキーガットを改善し腸管の状態を改善していく事が大切になってきます。それでは、リーキーガットを起こしやすいのはどんな食事でしょうか?

例えば、酵素栄養学の研究者の鶴見隆史先生の「酵素」の謎という著書には、小麦、玄米、大豆、小豆などの種系の植物にはアブシジン酸という酵素阻害物質が含まれていると有ります。このアブシジン酸を解除せずに食べると毒になるので、必ず解除してから食べるようにと、有ります。(参考までにアブシジン酸の解除方法は、①12時間以上の浸水、②遠赤焙煎もしくは乾煎り③発酵です。)

また、玄米などは高温で一気に炊くとアクリルアミドという発癌物質が発生すると有ります。アクリルアミドは成分中のタンパク質と糖質がメイラード反応を起こして、アクリルアミドが生まれてしまうという、鶴見先生の著書に書かれているような発生理由もあるとは思います。しかしながらその他のアクリルアミド発生の理由としては、グリフォサート(商品名はラウンドアップ)という世界で最も良く使われる除草剤成分が種系の作物に、高濃度に含まれている事があげられると思います。そして、その除草剤成分が腸管を傷つけリーキーガットを引き起こす原因になっているのではないか?ということです。

アクリルアミドとグリフォサートの関係について詳しくはこちらの記事にも書きましたが、こちらのレポートによると、次のような事が懸念されているそうです。

WHOは、ポリアクリルアミドが市販の除草剤の飛散防止用に25~35%の割合で混合されている良く知られた添加物であることは伏せているそうです。 モンサント社のグリフォサート(ラウンドアップ)は特に問題で、この除草剤はポリマーと反応性があり、 ポリアクリルアミドからアクリルアミドが熱と光で分離することが実験室で確かめられているそうです。またグリフォサートはポリアクリルアミドの分解性を助長することが分かっていて、アクリルアミドは環境中にあるポリアクリルアミドから遊離したものでそのもとは大部分グリフォサートの除草剤成分であるという証拠には説得力があるとしています。除草剤耐性のある作物に使われたり、一般作物の土壌処理に使われたグリフォサート除草剤に曝された野菜を調理するとアクリルアミドを放出することになるとも。 さらに、ポリアクリルアミドは北米では’企業秘密’となっており、除草剤の調合内容に関する情報は一般には手に入らないそうですが、WHOがポリアクリルアミドと除草剤の関係を知らぬふりをしたのは驚きだと、結んでいます。

つまりもともと玄米、大豆、小豆などの種系の植物自体に含まれているアブシジン酸という毒物、或いは小麦のグルテンの一種のグリアジンという成分が腸の細胞間に穴を空けリーキーガットを引き起こす危険性が有る事に加えて、グリフォサートなどの除草剤を高濃度に含む事も原因している可能性が有ります。

またこうした除草剤には殺菌力もあるので、私たちの腸内細菌のバランスも崩してしまう可能性もあります。ですので、リーキーガットを起こさないためには、高温加熱された加工品を避け、出来るだけ有機栽培されたものか、自然栽培されたものを食べるに越したことは有りませんが、今のご時世、中々そこを徹底するのも難しいのが何ともやりきれないです。ただ、少なくとも9月から繁殖する植物がアレルギーの原因になり花粉症などの症状を引き起こすという方で、今まで農薬の事なんか気にしたことがない!という方に限って言えば、一度気にしてみる価値は有るかもしれません。

食生活の事についてもっと沢山、書きたいこと(環境庁が人工乳がアレルギーの原因になっていると資料に記載していたので、そのあたりも突っ込んでみたいです。)は有りますが、ここまで長くなったので今日の所は一旦まとめに入ります。

この記事のまとめ

アクリルアミドは猛毒ですが、実は「除草剤のグリフォサート由来の可能性がある!」こういう事を知ると、9月から花粉を飛ばす植物自体がが悪さをして花粉症などのアレルギーの原因になっているというよりは、農薬などの化学物質の過剰の散布で私たちが除草剤などに曝される機会が多くなってきたことに伴って、リーキーガットを引き起こし花粉症等のアレルギーが増えてきているのが、根本的な原因のように思えて来てなりません。そうなれば、9月のヨモギ草やブタクサ草さん達は本来は悪いものではないが、除草剤のグリコフォサートをかけられ悪に変身したんじゃ無かろうか?実は、植物たちは冤罪かもね?

それから私にとっての最大のミステリーは、例えばジャガイモを揚げてポテトチップスを作るなどの高温加熱時の、アクリルアミド発生の原因がグリフォサートだと仮にしたら、なぜ同じ会社がアクリルアミド発生の原因を抑制するジャガイモを開発しているのだろうか?まさにマッチポンプ式の産業構造ですね♪

ま!あくまでも一個人の意見ですので、どう解釈するかは各自ご判断の程よろしくお願いいたします。また、この記事の続きを書こうと思っていますので、また、読みに来てね!

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